2024年(令和6年)3月15日 「江戸川区快適睡眠フェア2024」 本日から開催

パネル展示やセミナーでより良い睡眠へのヒントを紹介

「春の睡眠の日（3月18日）」を前に、江戸川区は、快適な睡眠に役立つ情報を紹介するパネル展示や睡眠関連用品の体験などができるイベント「江戸川区快適睡眠フェア2024」を、本日（15日）からタワーホール船堀（船堀4丁目）で開催しています。明日（16日）まで開催し、入場は無料。

2021年度の特定健康診査で、「睡眠による休息を十分に取れているか」という質問に「取れていない」と回答した人の割合が、国の24.5パーセントに対し、江戸川区は28.0パーセントと高く、区民の睡眠習慣に課題があることが分かりました。こうした中、区は啓発イベントを通じて、区民の睡眠習慣の改善と睡眠の質向上を図ろうと、「江戸川区快適睡眠フェア」を企画。睡眠に特化した自治体主催のイベントとして昨年、全国で初めて開催しました。同フェアは商品販売などを行わないのが特徴。睡眠関連の商品をゆっくりと見ることができると好評で、昨年は区内外から延べ約1,300人が来場しました。

今回は「気づく」・「行動する」をテーマに、昨年の内容を発展させて催しを開催。自分の睡眠の状況に気づき、睡眠の質向上へすぐに実践できる知識やスキルを多数紹介しています。本日（13日）、会場のタワーホール船堀1階展示ホールには、20の企業や団体が出展。「展示・体験コーナー」では、肩こりや腰痛の悩みに応じ、理想的な姿勢で眠ることができるよう高さを調整したオーダーメイド枕の体験や、快適な睡眠を得るための情報が満載のパネル展示が行われました。また、ホールの一角では、快適な睡眠に効果があるストレッチや呼吸法を紹介するヨガ教室や、不眠症や睡眠薬などについて精神科医が解説する講座など、6つのセミナーを開催しました。来場者は各所で足を止め、出展者の説明に真剣な眼差しで聞き入っていました。

専用機器を使って睡眠の質を確認した女性は、「野菜を摂取することが睡眠の質の改善につながることを初めて知りました。今日の体験をもとに、自分の睡眠を見直してみようと思います」と話しました。

明日（16日）は、本日の出展内容に加え、13時30分から5階小ホールで睡眠講演会「『健康と美の秘訣は食事と睡眠にあり』～睡食健美の実践～」を開催。睡眠改善インストラクターが講師を務め、日常生活のちょっとした工夫で良い眠りにつくためのヒントを紹介します。15時15分からは、1階展示ホールで就寝前や起床時におすすめのダンスなどを楽しく学べるセミナーも行われます。