2023年（令和5年）10月28日　江戸川・ホノルルフェスティバル本日開催

姉妹都市・ホノルルのハワイ文化を堪能

さわやかな秋晴れの下、姉妹都市ホノルルのPRとハワイ文化を体験できるイベント「江戸川・ホノルルフェスティバル」が今日（28日）、葛西臨海公園（臨海町6丁目）で開催されました。ハワイアンミュージシャンによるパフォーマンスやハワイ伝統工芸品の手作り体験会などが実施され、家族連れなど多くの来場者でにぎわいました。主催は江戸川区。

本区とホノルル市は両議会の交流をきっかけに親交を深め、昨年6月9日（日本時間10日）、同市にて都内で初となる姉妹都市盟約を締結。文化的・社会的多様性を認め合う社会を築き上げたホノルル市との交流を通じ、共生社会のさらなる実現を目指しています。区ではこれまで、区職員がアロハシャツを着て勤務する「アロハデー」の実施や区総合文化センター（中央4丁目）での「全日本フラコンテスト2023」の開催などを通して、姉妹都市盟約締結のPRとハワイ文化の発信を行ってきました。また、今年度は、国際感覚を持った人材の育成を目的に区内の中学・高校生を海外に派遣する「青少年の翼」事業で、現地ホノルル市の人々と交流するなど、市民同士の友好も深めてきました。

今年で2回目の開催となる「江戸川・ホノルルフェスティバル」は、多様性の進んだハワイ文化に触れる機会を創出することで、姉妹都市・ホノルルをPRするとともに、共生社会の実現をより一層進めることを目的に開催。ハワイ文化を「見て・聴いて・嗅いで・触れて・味わえる」イベントです。

今日（28日）12時からの式典では、初めに、この日のためにハワイから来日した、日本のフラファンを中心に絶大な人気を誇るミュージシャンのナタリー・アイ・カマウウ氏とイオラニ・カマウウ氏がハワイの伝統的なお祈りである「オリ（oli）」を披露しました。次に、斉藤猛江戸川区長と藤澤進一江戸川区議会議長が挨拶。斉藤区長は「これからもホノルル市との交流の輪をより一層広げていきたい。ハワイを感じて、秋の一日を楽しんでほしい」と話しました。続いて、ナタリー氏とイオラニ氏によるハワイアンステージが行われ、会場を盛り上げました。

ほかにも、区内で活動するフラダンスチーム14団体によるパフォーマンスが行われたほか、ハワイの伝統技法で生花を使った髪飾りを作る体験などが催されました。10時50分からはウクレレのワークショップが開催され、約20名が参加。初心者でも弾けるよう、持ち方から学び、最後にはハワイアンミュージックの「クウ・レイ・アワプヒ」を全員で演奏しました。また、アロハシャツなどの土産品を販売するコーナーや、ハワイ名物のロコモコやマラサダを販売するキッチンカーなどが並び、多くの来場者が様々な体験や食を通じて、ハワイの伝統や多様な文化を堪能しました。

フラのステージに出演する娘の応援に家族で来場した男性は、「音楽やショップでハワイ気分を楽しんでいます。なかなか海外にも行けないので、ハワイの雰囲気を感じられてよかったです」と話しました。