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更新日:2023年10月19日

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2023年(令和5年)10月19日 区立小学校でフッ化物洗口を実施

区教委主体の実施は23区初 永久歯のむし歯予防、全校に拡大へ

区立小岩小学校(東小岩3丁目)では本日(19日)、永久歯のむし歯予防に効果のある「フッ化物洗口」を初めて実施。児童は、担任教諭から配布されたフッ化ナトリウム溶液でうがいを行いました。区は今後、小中学校全校へ拡大していく計画です。

昨年度実施した学校での歯科検診では、中学一年生のむし歯の未処置数(永久歯)は0.20本で、23区の中でも高い傾向にあることがわかりました。こうした中、区では学力や体力の基礎となる子どもたちの歯の健康づくりに力を入れています。

鹿骨小学校は、歯磨きとともにむし歯予防に効果がある「フッ化物洗口」の実施を区教育委員会に提案。学校歯科医の協力のもと、図工の教員がイラストでうがいの方法をわかりやすく伝える動画を制作したほか、教員向けの校内研修や保護者会での周知など念入りに準備を進めました。区教育委員会は、いち早く取り組んだ同校をフッ化物洗口事業のモデル校として指定。今年5月から毎週火曜日の昼休み終了後に実施しています。

一方、区内で2校目となる小岩小学校では、「小岩小歯ッピープロジェクト」と名付け、学校や家庭などと連携してむし歯予防への取り組みを促進。給食後の歯みがきや保護者による仕上げみがきなど、学校と家庭の双方による取り組みでポイントを貯めると、オリジナルのバッジやクリアファイルがもらえます。子どもたちが楽しみながら取り組めるように工夫しています。フッ化物洗口は、毎週木曜日の1時間目開始前の時間を活用して、希望する児童を対象に実施します。

フッ化物洗口

本日(19日)午前8時20分から、小岩小学校では初めてフッ化物洗口が実施されました。はじめに担任教諭が、各児童のコップに一人あたり10ミリリットルずつ一定濃度のフッ化ナトリウム溶液を配布。児童はイラスト動画に合わせ、頭を左右交互に傾けながら、頬を膨らませるなどしてぶくぶくうがいを1分間行いました。事前に水で練習していたこともあり、上手にうがいすることができました。

モデル校の鹿骨小学校、田代咲良(たしろさくら)養護教諭は、「フッ化物洗口を始めたことで、むし歯の治療をしっかり行う家庭も増え、児童や保護者の歯の健康への関心が高まったように感じています。今後も児童のむし歯予防を後押ししていきたい」と話しています。

フッ化物洗口について、区教育委員会は、むし歯のある児童が多い学校や希望校を優先に、2030年度を目安に全校での実施を計画しています。

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