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更新日:2023年10月19日

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2023年(令和5年)10月19日 23区初!「ゼロ・エミッション・パーク(ZEP)」をオープン

CO2の排出をゼロに!リニューアルイベント21日開催

江戸川区は23区で初めて、温室効果ガスの排出量実質ゼロと災害対策の機能を兼ね備えた「ゼロ・エミッション・パーク(ZEP)」として、東部交通公園(江戸川2丁目)をリニューアルしました。

東部交通公園は、都のスーパー堤防整備事業に合わせて、2019年にオープンした区内唯一の交通公園。園内では全長300メートルの道路を自転車や足踏み式ゴーカートに乗りながら交通ルールを学ぶことができ、幅広い年代の方に利用され、年間約23万人が訪れています。

区では2050年までに温室効果ガスの排出量を吸収量が上回る、カーボン・マイナスの実現を目標に掲げています。今年2月には、都内で初めてとなる「カーボン・マイナス都市」を宣言し、区民・事業者と一体となり脱炭素に向けて取り組んでいます。

「ゼロ・エミッション・パーク(ZEP)」は「カーボン・マイナス都市」の実現に向けた取り組みの一つとして、温室効果ガスの排出量実質ゼロと災害対策機能を兼ね備えた脱炭素の公園です。管理事務所の屋根には太陽光パネルを設置し、電灯や信号機など園内で利用する全ての電気を再生可能エネルギーで賄います。発電した電気を蓄電池に蓄えることで、夜間や災害時などでも公園機能を維持することが可能です。また、地下には管理事務所の屋根に降った雨を貯める雨水貯留槽を整備。管理事務所内のトイレの流し水や花壇の水やりなどに利用します。さらに、太陽光発電による独立運転が可能な自己完結型トイレを設置。し尿を微生物分解とフィルター処理することで洗浄水を循環させるため、災害時などライフラインが寸断された状況での利用も可能です。今回の整備により、年間約9トンのCO2の排出削減が期待できます。

21日(土曜日)には、公園のリニューアルを多くの人に知ってもらおうと、「東部交通公園リニューアルイベント」を開催。太陽光発電教室や雨水の打ち水体験など、地球温暖化について楽しみながら学べる企画が盛りだくさんです。

環境部公園整備課の多賀美代(たがみよ)課長は「カーボン・マイナス都市を目指し、脱炭素を推進していきます。多くの方にゼロ・エミッション・パークを知ってもらうことで、気候変動に対する理解と行動を促していきたい」と話しています。

太陽光パネル

自己完結型トイレ

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