2023年（令和5年）10月13日　「江戸川」ナンバー図柄デザインアンケート 15日から実施

江戸川らしい図柄デザインをみんなで選ぶ

江戸川区は15日（日曜日）から、2025年5月ごろに導入を予定している「江戸川」ナンバーの図柄デザインを決めるアンケートを実施します。約6,000点もの応募の中から選定委員会で選定した5点の候補作品のうち、ふさわしいと思うデザインを区民らに選んでもらいます。

区は昨年9月、「江戸川」ナンバー導入の賛否を問う区民アンケートを実施。13,755件の回答があり、「賛成」が7割、「どちらでもよい」を含めると8割以上となり、判断基準としていた7割を超えたため、導入を決定しました。今年5月にはナンバーの背景に使用するデザイン案を募集し、4歳から90代の方まで、予想を上回る6,149点の応募がありました。応募作品は学識経験者などで構成する選定委員会で審査され、候補となる作品5点が選定されました。

対象となるデザインは、水辺環境が広がる本区をイメージする波の模様を背景に、区のシンボルとなっている船堀タワーなどが描かれた「(1)清流の街 江戸川区」、区が発祥の地とされる小松菜や三大産地として知られた金魚、伝統工芸の江戸風鈴といった区の特産をあしらった「(2)小松菜と金魚と江戸風鈴」、区を代表する夏の風物詩、金魚と花火を艶やかに描き、左右には和柄「青海波」を用いて歴史溢れる本区を表現した「(3)煌（きら）めく夜空と靡（なび）く金魚」、葛西臨海公園を背景に様々な年代の人々のシルエットを配置し、住みやすい街をイメージしてデザインされた「(4)Livable City EDOGAWA」、区の花・ツツジや夜空を彩る大輪の花火などを描き、穏やかで住みやすい街に吹き抜ける風を曲線で表現した「(5)四季薫（かお）るまち 江戸川」の5点です。

アンケートは11月15日（水曜日）まで、区ホームページや郵送・FAXのほか、区役所や図書館など19カ所に設置するアンケート回収箱でも受け付けます。区内在住・年齢問わず、1人1回の回答が可能です。アンケートの結果を踏まえ、国土交通省に提案する1点を決定。最優秀賞の1点には10万円、優秀賞4点には1万円を贈呈します。選定されたデザインは、12月下旬ごろに区ホームページで発表します。

経営企画部企画課の椎名真雄（しいなまさお）課長は「江戸川区らしさが詰まった図柄デザイン5点が候補になっています。多くの方に回答をいただき、区の魅力を区内外に発信できるデザインを一緒に選んでいきたい」と話しました。