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更新日:2024年10月15日

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自然動物園で絶滅危惧種「オオアリクイ」の赤ちゃんがすくすく成長中

同園での繁殖成功は2回目

「江戸川区自然動物園(北葛西3丁目)」では、絶滅危惧種としてレッドリストに指定されている「オオアリクイ」の赤ちゃんがすくすく成長し、母親の背中にしがみつく可愛らしい姿で人気を集めています。

親の背中にしがみつくオオアリクイの赤ちゃん

同園で「オオアリクイ」を担当するのは、飼育員の前田亮輔(まえだりょうすけ/32歳)さん。前田さんは、「オオアリクイ」が狭い展示場でも退屈しないよう、エサの時間や場所を毎回変えたり、より自然に近い環境になるようにアリの巣を模したエサ箱を自作するなど、様々な工夫を凝らしています。また、今年6月に沖縄県で開催された全国のオオアリクイ飼育園の担当者などが集まる「オオアリクイ計画推進会議」にも参加。各地の動物園で生活するオオアリクイの飼育方法や健康状態などを話し合いました。

「オオアリクイ」の赤ちゃんは、オスのアニモ(16歳)とメスのアイチ(11歳)の2頭目の赤ちゃんとして誕生。普段は柵で仕切られた展示場で別々に暮らす2頭ですが、今年3月にメスのアイチに発情の兆候がみられたことから、同じ展示場に入れる“お見合い”を実施しました。その時に交尾が確認され、それから約半年後の9月4日(水曜日)午前4時20分頃、獣舎で体長約58センチ、体重1.6キログラムの赤ちゃんが誕生。今回で2回目の繁殖成功です。今月4日(金曜日)には性別が判明。第1子と同じメスであることが分かりました。現在(10月14日)、生後約1か月で体長95センチ、体重4.01キログラムまで成長しており、アイチの背中にしがみつく愛らしい姿を見ることができます。

飼育を担当する前田さんは、「赤ちゃんのオオアリクイを観られるのは今だけです。長い舌を出してアクビをする可愛らしい姿をぜひ見に来てください」と話しました。

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