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更新日:2024年5月9日

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シンガポール共和国人材省がシルバー人材センターを視察

シンガポール共和国人材省のン・チーケン事務次官らが4月19日(金曜日)、高齢者の就労を支援する「江戸川区シルバー人材センター」を視察しました。同センターの運営状況や会員の就労内容の説明に、熱心に耳を傾けていました。視察員らがセンターの運営状況や会員の就労内容を熱心に聞く様子

「江戸川区シルバー人材センター」は、1975年に前身の「高齢者事業団」として全国で初めて誕生。60歳以上の高齢者を対象に、企業や団体などから依頼を受けた仕事を会員に紹介しています。現在、同センターに登録している会員は約3,700人。入会者は増加傾向にあり、2023年の契約金額も約13億5千万円で、過去最高額となりました。

シンガポールは日本国内と同様、少子高齢化という課題に直面しています。シンガポール政府の各省庁は、就業希望者と企業をマッチングさせる事業を展開していますが、全ての年齢層を対象としているもので、高齢者の雇用に特化した政策ではありません。現在、高齢者の職務軽減やジョブシェアリングも一般的ではなく、同国では今後の高齢者就労のあり方や支援策を検討しています。

ン・チーケン事務次官たち

4月19日(金曜日)午前10時、事務次官ら8名が江戸川区シルバー人材センターを訪れました。山下光章事務局長は、就業形態や事業の実績、会員の就労内容などについて説明。就労が高齢者の生きがいにつながっていることなどを伝えました。その後、人材省事務次官ン・チーケン氏や労働開発庁チーフエグゼクティブのディリス・ボウイ氏らから、同センターの設立の経緯や役割、発注先の企業と会員のマッチング方法、雇用形態、収支等の運営状況など様々な質問がありました。

ン・チーケン事務次官は、「これまで会員の方たち自身の実践をサポートしてきたシルバー人材センターの歴史が大変すばらしいと思いました。今後も成果のご発展をお祈りしています」と話しました。

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