更新日:2025年4月25日
ページID:62955
ここから本文です。
2025年4月25日 「江戸川区子ども未来館」開館15周年記念講演 29日開催
友好都市・鶴岡市の「クラゲドリーム館」館長 クラゲの魅力語る
「江戸川区子ども未来館(篠崎町3)」は、29日(火曜日・祝日)で開館から15周年。当日(29日)は、友好都市の山形県鶴岡市にあり、世界最多のクラゲを展示する「鶴岡市立加茂水族館(クラゲドリーム館/鶴岡市今泉字大久保)」の奥泉和也(おくいずみかずや)館長を招き、記念講演「おしえて!奥泉館長!きれいでふしぎなクラゲのひみつ」を開催します。
江戸川区子ども未来館は、子どもたちの知的好奇心や探求心を育み、自ら考える力と豊かな感性を養うことを目的に、2010年に開設した複合施設。自然科学や人文科学、芸術など幅広い分野を体験的に学ぶ「子どもアカデミー」と、約5万5千冊の児童図書を有する「篠崎子ども図書館」を併設し、子どもたちの学びをサポートします。現在は、年間延べ500回以上の講座を開講し、延べ1万人以上の児童が参加しています。活動を通して区ならではの地域学や地域資源を知ることができる点や、多様な人や組織が連携・協働してユニークなプログラムを展開している点などが高く評価され、2015年度には総務省が実施する「ふるさとづくり大賞」の地方自治体表彰(総務大臣賞)を受賞しました。
昨年7月、同館のスタッフが江戸川放水路で珍しいクラゲを発見しました。クラゲにある長い触手が確認できなかったことから、区の友好都市で、同館の5周年記念講演を行うなど交流があった鶴岡市立加茂水族館に調査を依頼。調査の結果、本州では初めての発見となる「ワタゲクラゲ」であることが判明しました。これをきっかけに、15周年の節目を迎える今回、同水族館の奥泉館長による講演を依頼し、実現に至りました。
当日(29日)は、午後2時から記念講演「おしえて!奥泉館長!きれいでふしぎなクラゲのひみつ」を開催。篠崎子ども図書館が主催し、小学1年生から6年生までの児童や保護者88人が参加します。講演の前半は、クラゲの写真や動画を見せながら、奥泉館長が生態や種類などを解説し、魅力を伝えます。後半は、参加者を6つのグループに分けてクラゲを観察。同水族館で飼育しているクラゲや、所蔵している標本を間近で眺め、体のつくりなどを学びます。同館では、奥泉館長を楽しくお迎えしようと、小学生らがつくったクラゲの飾りを5月10日(土曜日)まで展示中。色とりどりの飾りが館内を鮮やかに彩っています。
ほかにも、29日(火曜日・祝日)は「おいでよ 未来館!の日」として様々な催しを実施。区内で身近な水生生物に触ることができる「干潟の生きものタッチプール」や、共育プラザ南篠崎による山形県庄内地方の郷土料理「孟宗汁(もうそうじる)」の提供など、子どもから大人まで楽しめる企画を用意しています。
このページに関するお問い合わせ
トップページ > シティインフォメーション > 広報・広聴 > 報道発表(プレスリリース) > 2025年(令和7年) > 4月 > 2025年4月25日 「江戸川区子ども未来館」開館15周年記念講演 29日開催