更新日:2025年4月7日
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2025年4月6日 文化スポーツプラザ「オープニングセレモニー」開催
文化芸術とスポーツの活動拠点
閉校した第二松江小学校の後利用として開館した、文化芸術とスポーツの活動拠点「江戸川区文化スポーツプラザ(松島2丁目)」のオープニングセレモニーを本日(6日)、同施設で開催しました。展覧会やパラスポーツ体験なども行われ、区民らが開館を祝いました。区は2023年度、文化芸術活動や鑑賞の実施率を調査したところ、「年一回以上」と答えた区民は64.1%と、国の目標とする80%を下回りました。また、2024年度のスポーツ実施率の調査では、「週一回以上」と答えた区民は43%と、国の目標とする70%を大きく下回っています。これまで、文化施設やスポーツ施設にイベントや教室、サークル活動などの情報を案内するコンシェルジュの設置や、区内で東京パラリンピックの全22競技ができる環境を整えるなどして実施率向上に努めてきました。今回さらに、誰もが気軽に文化・スポーツ活動ができる拠点整備を進めてきました。
同施設は、2023年度末に閉校した第二松江小学校を活用し、文化・スポーツ活動、東京藝術大学と連携したアートや芸術活動、パラスポーツの3つの機能を備える拠点として4月1日(火曜日)にオープン。区と東京藝術大学及び、(仮称)江戸川区文化芸術協会、江戸川区スポーツ協会の4者が連携して運営します。3階には東京藝術大学とともに新しいカタチの文化芸術の拠点となる「あーとコモンズ Sumi-Co すみっこ」を誕生させ、親子で創作活動ができるスペースや絵本の読み聞かせなどができるライブラリーなどを設けます。また、ボッチャなどの器具を備える「パラスポーツルーム」や楽器演奏ができる「サウンドルーム」などを設置します。多目的広場や体育館などでは、文化・スポーツ団体の協力を得て、地域クラブ活動も実施します。年末年始を除く毎日、午前9時から午後9時30分まで(多目的広場は午後6時まで)。
本日(6日)午後2時30分から同施設の体育館で行われたオープニングセレモニーには、斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長や東京藝術大学の日比野克彦(ひびのかつひこ)学長らが参加。多くの区民も駆けつけ、江戸川区太鼓連盟による太鼓の演奏で華々しくスタート。斉藤区長は「文化とスポーツが融合され、皆さんがわくわくするような場所になってほしい」と話しました。続いて日比野学長が「場所の持つ力と、この空間を愛してやまない地域の方々の力こそが一番の文化芸術のエネルギー。それを最大限生かせるようにお手伝いをしていきたい」と祝辞を述べました。
ほかにも発達障害を持つ窪田遥一(くぼたはるいち/14歳)さんと指導者である丸山素直(まるやますなお)さんがコラボする圧巻の展覧会「はるすなお展」やパラスポーツ、ヨガ体験も行われました。パラスポーツ体験では、ボッチャやパラ卓球のほか、パラパワーリフティング日本代表の樋口健太郎選手による競技体験も開催されました。本校の卒業生を子にもつ近隣の区民は、「パラスポーツを初めて体験した。難しかったが、まだ知らないスポーツを知ることができ楽しかった」と話しました。
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