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更新日:2024年4月22日

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2024年(令和6年)4月22日 庁内から排出される全てのごみを資源化 全量リサイクル開始

江戸川区は今年4月から、区役所本庁舎などで排出される燃やすごみと生ごみを、メタン発酵によりエネルギー化するバイオマス資源(注)としてリサイクルする取り組みを始めました。庁内に設置されたごみ箱は全てリサイクルボックスに置き換わりました。庁内に設置されたリサイクルボックス

(注)バイオマス資源は木材や生ごみ、紙などといった動植物から生まれた再利用可能な有機性の資源。生物が光合成によって生成した有機物であり、化石燃料に代わるカーボンニュートラルのエネルギーとして期待されています。微生物の力によりバイオマス資源を分解してバイオガスを発生させ、エネルギーとして利用します。

区は2023年3月、事業者としての区役所が排出する温室効果ガスを2030年までに50%超削減する計画を策定。2013年度と比べて既に20%削減を達したところ、さらなる排出量削減のためには、再エネの活用のほか省エネ・省資源化にも抜本的に取り組む必要があります。このため、同年3月から、ごみ減量を目的に「区施設等のごみ処理のあり方検討会」を開催。庁内検討会では、区役所などで排出されるごみを2024年度末までにリサイクル100%を達成することを目標に掲げました。

今年4月から、区役所本庁舎など10カ所の区施設では、これまで焼却処分していた紙くずや食べ残しの生ごみなどをバイオマス資源として回収。資源は区内の保管積替施設で一旦保管し、定期的に区外のバイオガス発電施設へ運搬します。このほか、プラスチックや金属、ミックスペーパー、空きびん・空き缶、ペットボトル、古紙・段ボールに分別された資源もリサイクル施設へ運びます。

環境部清掃課久保智課長は、「ごみの減量はもちろん、今まで燃やすごみとして処分していたものをエネルギー資源に変えるという取り組みによって、職員一人ひとりの環境への意識がさらに高まると思います」と期待を寄せています。

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