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更新日:2024年4月2日

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2024年(令和6年)4月2日 世界身体障害者野球大会で優勝・土屋来夢選手が区長を訪問

東日本から唯一出場し、優勝に貢献

「もうひとつのWBC」と呼ばれる身体障害者野球の世界大会「第5回世界身体障害者野球大会」で、日本代表として出場し、優勝した土屋来夢(つちやらいむ/25歳)選手。本日(2日)午後4時、江戸川区役所(中央1丁目)を訪れ、斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長に優勝報告をしました。

土屋選手おめでとう!の横断幕を掲げる区職員と土屋選手

世界身体障害者野球大会は2006年に初代WBC王者となった日本が提案し、同年11月に初めて開催され、もうひとつのWBCとも呼ばれています。5回目となる今大会は日本・韓国・台湾・アメリカ・プエルトリコの5つの国と地域が参加。昨年9月9日(土曜日)、10日(日曜日)、愛知県名古屋市で開催されました。4年に1度の大会がコロナ禍で1年延期されたため、開催は5年ぶり。総当たりで行われ、日本代表は4戦全勝で2大会連続4度目の優勝を果たしました。

土屋選手は、小学3年生から区内の学童少年野球チーム「雷サンダース」で野球をはじめ、小学6年生の時にジュニアの日本代表に選ばれるなど活躍。中学でも硬式のクラブチームで活躍し、高校へと進みました。しかし、高校1年の夏休み、練習後のグラウンド整備中に機械に利き手である右手を挟まれ、親指以外の4本の指を失いました。将来の不安を抱えていたころに、父親の純一さんがインターネットで見つけた身体障害者野球チーム「千葉ドリームス」の練習を見学。いろいろな障害を抱える人たちの野球を楽しむ姿を見て、もう一度野球をやろうと決めました。現在は、同チームのキャプテンとして活躍。昨年8月に日本代表に選出され、東日本地区で活動する唯一の選手として初めての国際大会に挑戦しました。同大会では全試合に出場、ショートとして2試合にスタメン出場し、日本代表の優勝に貢献しました。

土屋選手が区長室を訪問する様子

本日(2日)午後4時、土屋選手は所属する「千葉ドリームスター」の笹川秀一(ささがわひでかず)代表らとともに江戸川区役所に来庁。「土屋来夢選手!おめでとう」と書かれた横断幕を携えた職員らが拍手で歓迎しました。土屋選手から優勝の報告を受け、斉藤区長は「世界一になるには、大変な努力があったのだと思う。今後の活躍を期待しています」と話しました。土屋選手は、「世界大会での優勝というなかなかできない体験ができたことをうれしく思う。次の世界大会に向けて頑張っていきたい」と話しました。

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