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更新日:2024年4月12日

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2024年(令和6年)4月12日 地域の桜を見守るボランティアが発見した新品種の桜が見ごろ

地域で守り育てる 北小岩ざくら

区立北小岩小学校(校長:藤島寿晴/北小岩2)では今日(12日)、地域の桜を見守るボランティアの伊藤房代(いとうふさよ)さんが発見した新品種の桜「北小岩ざくら(キタコイワザクラ)」が満開になり、見ごろを迎えています。

北小岩ざくら「北小岩ざくら」は、樹高約6メートル、オオシマザクラ系の新品種。中輪の半八重咲きで、蕾の時は先端が淡紅色ですが、開花時にはきれいな白色の花を咲かせるのが特徴です。

伊藤さんは、地域の桜を見守るボランティア「えどがわ桜守(さくらもり)」として、四季をとおして同校の桜の木の見守りを行っています。2014年からは、この活動を地元の子どもたちにも継承したいと、同校の児童を対象に「桜の輪 母校の桜を育てようプロジェクト」を開始。桜の生態や保全活動について教え、桜を愛する気持ちを育むとともにその桜がある地域への愛着も持ってもらうことを目的に、年5回の授業を行っています。

新品種の桜は、「えどがわ桜守」として活動する伊藤さんが同校内の桜の樹木調査を行った際に、オオシマザクラやソメイヨシノとは異なる花の特徴や葉のつき方に気づき、数年にわたる観察を行ってきました。活動をサポートする公益財団法人えどがわ環境財団は、桜の名所づくりを支援する公益財団法人日本花の会に品種の鑑定を依頼。専門家による精密調査の結果、2022年9月に新品種と認定されました。

同校は昨年1月、児童らにこの新品種の桜に愛着を持ってもらおうと、全校児童から愛称を募集。寄せられた候補の中から、6年生の各クラスの代表者からなる計画委員会が「北桜ちゃん(キタサクラチャン)」や「北小桜(キタショウザクラ)」など5つの愛称を選定しました。昨年3月に全校児童による投票が行われ、地域に愛され、いつまでも元気に育つようにとの想いが込められた「北小岩ざくら」に決定。児童が書いた樹名板をつけました。

伊藤さん今日(12日)も、同校の桜の木の見守りをした伊藤さんは、「ソメイヨシノよりも遅咲きなので、来週中頃までは楽しめます」と紹介し、「今年も真っ白でかわいらしい花を咲かせてくれました。これからも子どもたちと一緒にこの桜の木を守り続けていきたい」と笑顔で話しました。

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