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更新日:2023年7月13日

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2023年(令和5年)7月13日 区郷土資料室ミニ企画展「もっと、ビックリ!!上小岩遺跡展!!!―東京低地の新発見―」開催中

遺跡発掘調査の成果を出土品とともに紹介

区立上小岩小学校(北小岩7丁目)の改築に伴い実施された、上小岩遺跡の発掘調査の成果を紹介しようと、江戸川区郷土資料室(松島1丁目)では出土した土器などを展示するミニ企画展「もっと、ビックリ!!上小岩遺跡展!!!―東京低地の新発見―」を開催しています。期間は9月3日(日曜日)まで、入場は無料。

上小岩遺跡は、現在の北小岩6・7丁目一帯に広がる区内最大の遺跡。1952年に民家裏の用水路から土器片が発見されたことをきっかけに発掘調査が行われました。弥生時代から近世までの土器や陶器片が多数出土しており、1972年には埋蔵文化財包蔵地として東京都遺跡地図に登録されました。2020年には、区立上小岩小学校の改築工事に伴い、学校敷地内で発掘調査を実施しました。

郷土資料室企画展の様子

同企画展では、2020年度に実施した発掘調査の成果を4つのテーマに分けて紹介。出土した土器や陶器片などの展示とともに写真で解説しています。「古墳前期の上小岩―方形周溝の大発見―」では、土や石を積み上げた四角形の丘の周りに溝をめぐらせた墳墓「方形周溝墓」とみられる建物が発見されたことを紹介。溝の内部からは土器や甕が出土し、弥生時代から古墳時代にかけて使われていたことを説明しています。「姿を現した古代の上小岩―住居址の発見―」では、6~8世紀のものとみられる半地下式の住居の土台である「竪穴住居址」が、東京低地の中では最南端で発見されたことをパネルで解説。これにより、区内に古代から集落があったことが、今回初めて裏付けられました。このほか、古墳時代のものとみられる金属製の装身具や、近世に使われた煙管などを展示しています。

区郷土資料室の担当者は「区内に古代から集落があったということを、この企画展を通して多くの方に知っていただき、古代の人々の暮らしに思いを馳せてほしいです」と話しています。

江戸川区郷土資料室ミニ企画展「もっと、ビックリ!!上小岩遺跡展!!!―東京低地の新発見―」

  • 日時:7月8日(土曜日)~9月3日(日曜日) 9時00分~17時00分(休室日:7月9日、7月17日、8月6日、8月11日)
  • 会場:江戸川区郷土資料室(江戸川区松島1丁目38番1号グリーンパレス3F)
  • 入場料:無料
  • 問合せ:江戸川区教育委員会事務局教育推進課文化財係 電話:03-5662-7176

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