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更新日:2023年7月6日

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2023年(令和5年)7月6日 昔ながらの「丸麦麦茶」出荷最盛期

伝統の製法にこだわり、すっきりとした味わいに

暑い夏に喉の渇きを潤してくれる「麦茶」。本格的な夏を前に、区内で110年以上にわたって麦茶の製造を続ける小川産業株式会社(江戸川6/代表取締役社長:小川良雄(68歳))では昔ながらの製法にこだわって、大麦の粒をそのまま使用した「丸麦麦茶」の出荷が最盛期を迎えています。

明治41(1908)年創業の同社では、初代社長である故・小川竹次郎(おがわたけじろう)さんが考案したこだわりの製法を現在も受け継ぎ、麦茶を生産しています。国産の六条大麦の中でも高品質で香りと甘みに定評がある栃木産と茨城産の麦をブレンドし、2つの石窯を使い焙煎。初めに、大谷石を使って作られた一号窯に麦を入れ、250度の高温で1分間焙煎。八角形と特殊な構造の窯の中で珪砂と一緒に撹拌しながら焙煎し、ふっくらと丸く膨らんだところで、一度取り出します。続いて、隣に並ぶ二号窯に入れ150度の低温で1分間加熱。三代目の良雄さんが長年の勘を頼りに目と鼻で煎り具合をしっかり確認し、まろやかなうまみが凝縮された麦ができあがります。同社では年間で約150トンを生産しており、繁忙期の5月から8月にかけては約100トンと年間生産量の3分の2を出荷。今年は、猛暑の影響もあり例年に比べ、売れ行きも好調です。

丸麦麦茶同社の人気ナンバー1は、麦を砕かず粒のまま使用した「小川の麦茶つぶまる(13g×20パック/税別460円/ソイロン)」。麦茶本来の香りや甘みが楽しめる煮出し用の六条麦茶で、美しく澄んだ透明感のある色と後味がすっきりしているのが特徴です。麦茶本来の味と香りが抽出されるよう、ピラミッド型の包材にもこだわりました。また、今年4月から植物由来のフィルターをティーバッグに採用。これまでのプラスチック製のものと違い植物のデンプンを原材料にしているため、石油の使用量を抑制し、CO2の排出量を削減することができます。今後、すべての商品に採用していく予定です。

良雄さんは、「麦茶はノンカフェインのため子どもからお年寄りまで安心して飲むことができます。多くの方に飲んでいただき、心も体もリフレッシュしてほしい」と話しています。また、近年はアメリカや台湾など海外での販売を進めていることから「日本の古き良き麦茶を海外の方にも広めていきたい」と話しています。

同社の商品は、篠崎文化プラザ内の「江戸川区名産品アンテナショップ(篠崎町7)」やデパートなどのほか、同社ホームページ(https://tsubumaru.jp/)から購入することもできます。

 

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