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更新日:2023年2月27日

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2023年(令和5年)2月26日 駄菓子屋居場所「よりみち屋」開所セレモニー開催

“駄菓子屋は、2月27日(月曜日)からオープン!”

ひきこもり状態にある方が安心して過ごし、駄菓子販売を通じた就労体験により社会とのつながりや自立を支援する江戸川区駄菓子屋居場所事業。本日(26日)、居場所スペースが併設された駄菓子屋「よりみち屋(瑞江2丁目)」の開所セレモニーが開催され、斉藤猛江戸川区長、福本光浩江戸川区議会議長、地元連合町会長らが出席しました。

江戸川区は、令和3年度に約18万世帯を対象としたひきこもり実態調査を実施。その結果、区内に7,919人のひきこもり当事者がいることが判明しました。区教育委員会が把握している不登校の児童・生徒を含めると、9,096人がひきこもり状態にあることがわかっています。同調査では、「就労に向けた準備、アルバイトや働き場所の紹介」、「友達や仲間づくり」、「短時間(15分から)働ける場所」を望む声が上がりました。そのため、区は、ひきこもり当事者の自立を目的に、居場所や就労体験できる駄菓子屋が一体となった拠点の開設を目指し、準備を進めてきました。

駄菓子屋居場所の名称「よりみち屋」は、“寄り道” “寄り添い” “よりどころ” から考案され、ひきこもり当事者やその家族らの投票によって名付けられました。駄菓子屋は、当事者の就労体験と社会参加の機能を持たせ、地域社会とつながるためのきっかけづくりを目的としています。1日15分から就労可能で、賃金も支払われます。また、併設の居場所は、ひきこもり当事者が安心して過ごし、社会とのつながりが持てるくつろぎと交流の場。当事者自身が企画に関われる参加型メニューが運営されます。地域の商店街のまつりやイベントにも参加し、多世代交流も図ります。いずれも区の相談支援員や家族会などと連携を図り、当事者の希望に寄り添いながら必要な支援を行います。

「よりみち屋」は都営新宿線瑞江駅から徒歩約2分のマンション一階部分にあり、約50平米の広さ。入口すぐの正面カウンターの陳列棚には、10円から200円まで、約170種類の昔懐かしい駄菓子が所狭しと並んでいます。ここでは、駄菓子の販売を通して、お客さんとコミュニケーションを図ることができます。施設内には、ソファが置かれた交流スペースがあり、靴を脱いで自由に寝転がったり、ゲームや落書きなどをしたりできます。

区は本日(26日)11時から、区議会議長、区議会議員、地元連合町会長らを招き、「よりみち屋」で開所セレモニーを開催。斉藤区長は、「まずは居場所でくつろぎ、その後、就労へとつないでいければと思います。皆様にぜひ可愛がっていただき、当事者の方がほっとできる場所となり、地域の皆様の役に立つ施設になれば嬉しいです」と話しました。

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