2023年（令和5年）2月13日　桜ガイドブック「ぶらりえどがわ桜旅」刊行

江戸川区の旧中川（平井3）の水辺では、一足早い春の訪れを知らせる早咲きのカワヅザクラが8日（水曜日）に開花しました。これから迎える本格的な桜の季節を前に、「公益財団法人えどがわ環境財団」は、区内の桜の名所や桜の品種を紹介するガイドブック「ぶらりえどがわ桜旅（さくらたび）」をリニューアル刊行し、ホームページで公開しました。

江戸川区は、水とみどり豊かな環境をつくるため、「ゆたかな心　地にみどり」を合言葉に、1970年から区民とともに緑化運動を推進。「区民一人あたり10本」の目標を掲げた樹木数を、2022年3月末に達成しました。区民と行政との協働によって植樹された緑が暮らしに潤いを与えてくれています。区が行った桜の本数調査（2013年度）によると、区内には約40種15,113本の桜が確認されており、多くの桜の名所がつくられています。

同ガイドブックは、2016年1月初版の冊子「江戸川区サクラガイドブック」をリニューアルしたもの。区内に咲き誇る桜の名所を巡り、多くの方に楽しんでもらおうと、名称には“ぶらり”や“旅”の言葉を取り入れました。ガイドブックの前半は、「桜の見どころ20選」と題して、区内全域から厳選したスポット20カ所を写真とともに紹介。名所の特徴や歴史、その地域で活動する団体などにも触れ、魅力をより詳しく解説しています。後半は、「公益財団法人　日本花の会」の「桜図鑑」などを参考に、それぞれの名所で楽しめる10種類の桜の特徴を解説。3月上旬から4月下旬まで、花の見ごろ順に掲載しています。街歩きに便利なガイドブックとして、誰でもスマートフォンなどに無料でダウンロードできるようにしています。

公益財団法人えどがわ環境財団茶谷信一事務局長は、「江戸川区にはたくさんの桜の名所があります。区内外から多くの方に足を運んでいただき、春の一日をこのガイドブックを手にして楽しく散策して欲しいです」と話しました。「ぶらりえどがわ桜旅（全22頁／カラー刷り／A5サイズ）」は、えどがわ環境財団のホームページからダウンロード可能です。