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更新日:2022年7月14日

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2022年(令和4年)7月14日 パラ水泳・花岡恵梨香選手が小学生に実技を交えた講演を開催

夢と希望をもつことの大切さをパラアスリートから学ぶ

区内在住のパラ水泳・花岡 恵梨香(はなおかえりか/所属:清水建設株式会社)選手が14日(木曜日)、区立松本小学校(鹿骨6丁目/校長:吉田 佳代/児童数:232名)を訪れ、3年生の児童41名を対象に、車いすでの生活やパラスポーツについての講演を実施しました。

同事業は、東京2020大会のレガシーとして、区が小・中学校を対象にパラスポーツの普及啓発を行う「出前パラスポ体験教室」の一環として開催。今年度は、ボッチャや車いすバスケなどの体験教室を43回実施する予定です。

生まれも育ちも江戸川区の花岡選手。2014年に脊髄空洞症を患い、四肢麻痺となりました。2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックでの選手たちの活躍を見て、リハビリを兼ねてはじめた水泳。翌年から本格的に競技を開始し、半年後の2017年に国内最高峰の大会であるジャパンパラ水泳選手権大会で優勝しました。その後も、出場する数々の大会でメダルを獲得。2021年には、日本パラ水泳選手権大会に出場し、肢体不自由のクラスであるS8クラスの50メートル背泳ぎで日本記録を樹立しました。

花岡選手今日(14日)、花岡選手が区立松本小学校に来校し、3年生の児童41名に対し講演を行いました。ボッチャや車いすカーリングなどのパラスポーツ5種目や、車いすでも少しの手助けがあれば変わらずに日常生活送ることができることを、スライドを使用してわかりやすく説明。身体が不自由な人を見かけたら「お手伝いしましょうか」とまずは声をかけてくださいと話しました。また、小学4年生の頃に学校の記念誌で書いた「世界一の水泳選手になりたい」という目標を振り返り、「私は、日本一のパラ水泳選手になりました」と話し、児童に「夢をもって一生懸命頑張れば、夢はかないます。たくさんの夢をもってください」と話しました。その他にも、日常生活の中で落としたものを拾うことの難しさなど、具体的な事例をクイズ形式で説明。児童は楽しく学び、障害への理解を深めました。次に、同校のプールに移動し、25メートルクロールを披露。ダイナミックに泳ぐ姿を見せてくれました。

講演を聞いた児童は、「車いすの人は、みんな大変なのだと思っていたけど、私たちと同じように暮らしているということを学びました。困っている人がいたら、声をかけてあげたい」と話しました。また、花岡選手の泳ぎをみて「頑張って泳いでいる姿がかっこよかった」と話してくれました。

講演を終えた花岡選手は、「一生懸命聞いてくれて、「夢をもって習い事や勉強を頑張りたい」など、いろいろな感想が聞けて良かった。障害のある人でも、少しの手助けがあれば、同じように生活ができることを知り、勇気をもって行動してほしい」と話しました。

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