2022年（令和4年）7月8日　「中央図書館22周年記念特別展」開催中

”明日（9日）開館22周年　5か月の休館を経てリニューアル”

今月1日（金曜日）にリニューアルオープンした「区立中央図書館（中央3丁目）」では、2020年に予定していた開館20周年の記念行事を、2年遅れで「22周年記念特別展」として開催しています。同館のあゆみを紹介する年表や新しい生活様式に合わせて改装した工事中の様子を撮影した写真などを展示しています。期間は8月31日（水曜日）まで（注）。

区立中央図書館は、2000年7月9日に区内7番目の図書館としてオープン。「区民の書斎として」をキャッチフレーズに、豊富な資料と各種サービスを提供しています。区内全12か所の図書館の中心館として位置付けられ、全館の所蔵する資料を一元管理。全図書館の蔵書数約162万点のおよそ3割を占める約49万点を所蔵しています。

同館は、今年2月から約5カ月間の工事を経て、7月1日（金曜日）にリニューアルオープン。新型コロナウイルス感染症に対応するため、ソーシャルディスタンスの確保や非接触のサービスを推進。一人掛けの閲覧席や自動貸出機を増設したほか、閲覧席の予約システムをセルフ化しました。コロナ禍の中でも感染対策をしながら、より落ち着いて快適に過ごせる環境に生まれ変わりました。

特別展示は2020年の開館20周年に行う予定でしたが、感染拡大により延期を余儀なくされ、今回のリニューアルオープンに合わせて開催。同館のこれまでの歩みを紹介する年表や開館を知らせる当時の区広報紙、開館当初の写真などを展示しています。ほかにも、リニューアル工事中の様子も35枚の写真で紹介しており、過去と未来の中央図書館を知ることができる内容になっています。

同館の谷一　英夫（たにいち　ひでお）館長は、「企画展を通して、より利便性が向上し、快適に過ごせるようになった中央図書館を知っていただき、多くの方に足を運んで欲しいです」と話しました。

「中央図書館22周年記念特別展」は、同館2階の壁画前展示コーナーで8月31日（水曜日）まで開催（注）。同館では、22周年とリニューアルオープンを記念して、イメージキャラクター「ちゅらりん」がプリントされたトートバッグを作成。新規登録をして資料を借りた方（中学生以上）500名に先着でプレゼントしています。

（注）毎月第4月曜日（祝日の場合は翌日）休館です。