2022年（令和4年）7月22日　「カヌー・スラロームセンター」イベントでワクチン接種呼びかけ

都内の感染が急拡大する中、新型コロナウイルスワクチンの接種を促進しようと、江戸川区は23日（土曜日）、東京2020大会が実施された「カヌー・スラロームセンター（臨海町6丁目）」で開かれる再開業イベントにおいて、東京都と連携して、来場者にワクチンの接種を呼び掛けます。

区内の7月22日現在の3回目の接種率は、65歳以上が93％である一方、30歳代は62％、20歳代は55％です。30歳代の2回目の接種率は83％であり、3回目の接種率とは20％以上の開きがあります。こうした中、区では3回目の接種と、高齢者の4回目接種を促進しようと、都と連携して来場者が多く集まるイベント会場で、ワクチンの接種を呼び掛けることとしました。

「カヌー・スラロームセンター」は、都立葛西臨海公園の隣接地に2019年に整備された国内初の人工カヌースラロームコース。東京2020オリンピック競技大会では、カヌー・スラローム競技の会場として使用されました。

当日（23日）は、東京2020オリンピック1周年記念事業として、「すごいぞ！カヌスラ！サマーフェスタ」が開催されます（主催：株式会社協栄、共催：東京都、後援：江戸川区）。パドリングパレードやラフティングツアー、水上遊具などの水上スポーツ・レジャーを体験できます。

イベント会場の入口付近に設けられた「ワクチン接種促進キャンペーン」のブースでは、感染防止対策を講じた都職員と区の担当者7名が来場者にワクチン接種を呼び掛けます。机上に置かれたウェットティッシュとチラシなどの配布物を受け取ってもらうとともに、希望する区民には、集団接種会場の予約などワクチン接種のサポートを行います。

区担当者は、「都内では新型コロナウイルスの感染が急拡大しています。重症化を防ぐため、ワクチンの接種を検討している方は、早めに予約をしていただきたいと思います」と話しています。