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更新日:2022年7月11日

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2022年(令和4年)7月11日 江戸川伝統工芸振興会「実演展示会」開催

3年ぶりの開催! 区内で活躍する職人の技術を目の前で

江戸川区役所1階多目的スペース(中央1丁目)では、区内で活躍する伝統工芸職人でつくる「江戸川伝統工芸振興会(会長:高橋榮一/江戸ゆかた)」が、卓越した技術を披露する実演展示会を22日(金曜日)まで開催。期間中は約70点の伝統工芸品を展示するとともに、14人の職人が日替わりで実演します。新型コロナウイルスの影響で、約3年ぶりの開催となりました。

江戸切子を手にする来庁者

同企画は、江戸川伝統工芸振興会の職人らが、伝統工芸品の展示とともに熟練した技を披露することで、伝統工芸を身近に感じてもらおうと、来庁者が多く訪れる区役所で毎年開催。令和元年以降、新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされ、今回、約3年ぶりの開催となりました。

会場には、江戸川区の夏を彩る数々の伝統工芸品をズラリと展示。区内唯一の職人が江戸時代から続く伝統的な技術で制作する「江戸扇子」や、暑い夏を涼やかに演出する観葉植物「つりしのぶ」、ブルーやグリーンの色合いが涼しげな江戸切子のぐい呑みやロックグラスなど、約70点の伝統工芸品が展示販売されています。

会期中は14名の職人が日替わりで伝統工芸品の制作実演を披露します。今日(11日)は、江戸表具師の笹谷義則(ささやよしのり/83歳)さんが実演。掛け軸など元来の表具を仕立てる一方で、表具の技術を生かしてブックカバーや御朱印帳の製品化もしています。会場では、書道などのシワや縮みを伸ばして補強する伝統技法「裏打ち」を巧みに使ったポチ袋の作り方を披露しました。笹谷さんは、「伝統的な柄や表具という文化を現代の暮らしの中でもっと親しんで欲しい」と話していました。また、能面作家の平岡笑子(ひらおかえみこ/77歳)さんは、面の表情を彫刻刀で切り出す作業を実演。平岡さんは、「能面を実際に見る機会はなかなかないと思うので、ぜひこの機会に見ていただき伝統技術に触れて欲しい」と話しました。

今日(11日)、区役所に訪れた区民らは足を止め、会場に並んだ工芸品を手に取って眺めたり、工芸者との会話を楽しんだりしていました。区役所に用事があり、同展を訪れたという50代の女性は、江戸切子のロックグラスを手に取りながら「職人さんが作り上げる繊細な工芸品に目を奪われました。夏らしくて涼しげなグラスをぜひ使ってみたい」と話していました。

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