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更新日:2022年5月10日

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2022年(令和4年)5月10日 みんなの田んぼで小学生が田植え体験

地元の農業経験者らが児童に手ほどき!

区立東葛西スポーツ公園(東葛西9丁目)の一角に作られた「みんなの田んぼ」では、本日(10日)、地元の小学生107人が地域ボランティア団体「葛西さざなみ会」のメンバーの指導を受けながら、田植え体験を行いました。

「みんなの田んぼ(220平方メートル)」は、地域住民から「子どもたちに稲作体験の場をつくりたい」との声を受け、平成15年に「東葛西スポーツ公園」の一角に開設されました。平成17年度からは、近隣の小学校が地元の農業経験者の指導を受けながら、稲作体験を行うようになりました。18年目となる今年度は、区立南葛西小学校・南葛西第二小学校・東葛西小学校・第四葛西小学校の4校の児童らが米作りを行います。

児童らの米作りをサポートするのは、「葛西さざなみ会(会長:篠原昌芳(しのはらまさよし))/79歳)」のメンバー。同会は、葛西地区内にある小・中学校のPTAやOBが集まって平成3年に発足した団体で、かつて葛西地区で盛んに行われていた米作りや海苔づくりを地域の児童らに体験させたりする等、地域の歴史や文化を伝える活動にも取り組んでいます。これらの活動が高く評価され、平成22年度には「地域づくり総務大臣表彰」、平成26年度には、同公園での緑の愛護活動において顕著な功績が称えられ、「第25回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰」を受賞しました。

田植えをする児童の様子

本日(10日)午前10時、田植え体験には、区立東葛西小学校(東葛西8丁目)の5年生107名がマスクを着用して参加。初めに、篠原会長が児童たちに苗の持ち方や植え方、水田での歩き方などを指導。ポイントは、苗の根に近い部分をしっかりと持ち、水田の底に垂直に深く差し込むこと。また、水田ではつま先から入って、かかとから足を抜いて歩くことです。児童は裸足になり、ひざ下まで田んぼに浸かった足を一歩ずつ慎重に踏み進め、ひとり5株のヒメノモチ(もち米)の苗を丁寧に植えていきました。感染対策のため、おしゃべりはなるべく禁止。それでも、普段はなかなかできない体験に笑みがこぼれました。

体験を終えた児童は「初めて田植えをしました。足が泥に浸かる感覚にも慣れて楽しかったです。大変な米作りをする人に感謝したいです」と笑顔で話しました。

田植え体験は本日(10日)の午後と12日(木曜日)に、同校の他3校の児童が行い、約4,000株のヒメノモチの苗を植えます。その後は、同会員が草むしりや水の調整を行い児童たちの米作りをサポート。今後の感染状況にもよりますが、育ったもち米は9月半ばに児童たちが収穫し、12月に同会が主催する「収穫祭」において「もちつき体験会」を行い、その場で雑煮にして振舞われる予定です。

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