更新日:2022年5月27日
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『魔女の宅急便』などの作者として知られる江戸川区ゆかりの国際アンデルセン賞作家の角野栄子(かどのえいこ)さん。江戸川区は令和5年11月、角野さんの功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する施設として「江戸川区角野栄子児童文学館(なぎさ公園・展望の丘/南葛西7丁目)」を開設します。施設のオープンに向けて、同館の愛称とロゴを6月1日(水曜日)から募集します。
幼少期から20代前半までを北小岩で暮らした角野さん。江戸川のほとりで遊んだ体験などが創作活動に生かされています。国際的にも高く評価され、平成30年に児童文学のノーベル賞といわれる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞。翌年、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、角野さんの偉業を称えました。区はこれまでの功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館の開設を計画。設計パートナーとして「株式会社隈研吾建築都市設計事務所(港区南青山)」などを迎え、令和5年11月(注)の開設に向けて、昨年10月から建設工事を始めています。
愛称とロゴは、来年のオープンに向け、より多くの方に児童文学館を身近に感じてもらい、来館してもらうために、公募することとなりました。愛称は自由記述で、ロゴは角野さんの文学世界をイメージするいちご色を用いて、建物の特徴である屋根(フラワールーフ)をデザイン化した8つのデザイン案から1つ選択してもらいます。区ホームページから誰でも応募することができます。結果は、角野さん含む審査会で厳選のうえ11月頃に発表予定です。募集期間は6月1日(水曜日)から30日(木曜日)まで。
児童文学館を担当する新庁舎・施設整備部計画課の田森健志(たもりたけし)課長は、「今回の愛称募集とロゴマークへの投票をきっかけに、多くの方に児童文学館を知っていただき、完成までのワクワク感を高めてもらえれば嬉しいです」と話しています。
(注)令和5年7月開館予定で準備を進めてきましたが、同館の運営体制を万全なものにするため、オープン時期を令和5年11月に変更しています。
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