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更新日:2022年5月10日

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2022年(令和4年)5月10日 名人が育てた「サツキ」 区役所に展示

サツキを育てて半世紀 丹精込めて育てた逸品!

「サツキ」に魅せられ、半世紀にわたり自宅で栽培している“サツキ名人”の海老根 衛(えびね まもる/87歳/東小岩1丁目)さん。今年も海老根さんが丹精込めて育てたサツキの盆栽が、「江戸川区役所(中央1丁目)」の正面玄関及び3階エレベータホール前に展示され、来庁者の目を楽しませています。

正面玄関に置いたサツキ

「サツキ」は、ツツジ科の植物で日本の固有種。鮮やかな朱色やピンク色の花をつけ披針形の葉をもつ落葉性の低木です。その多くは河岸の岩上に生育しており、旧暦の5月(皐月)に花が咲くことから「サツキ」と名付けられたと言われています。

海老根さんは20代後半の頃、栃木県を旅行中に美しいサツキにひと目惚れして以降、半世紀以上にわたってサツキづくりに取り組んでいます。最盛期には70~80鉢を育て、全国規模の展覧会で数多くの盆栽を出品。日本皐月協会主催の花季陳列展(現在の「さつきフェスティバル」)では、昭和55年と58年の2度にわたって同展の最高賞である「農林水産大臣賞」を受賞したほか、平成2年には、アジア地域で初の開催となった「国際花と緑の博覧会(通称:花の万博)」(大阪市)において「金賞」を受賞しました。

“サツキ名人”として知られる海老根さんの作品は、平成14年から毎年、区役所本庁舎内に展示されており、今年で21年目となります。今回、正面玄関入口に飾られた作品は、全体的に白やピンクなど淡い色の花の中に、数少ない朱色の花が目を引く「めぐり逢い」。樹齢25年を超え、樹高120センチメートルと立派なサツキで、接ぎ木を一切せず、1本の木に自然についた花を調整しながら作り上げた逸品です。また、3階エレベータホールには、樹高約80センチメートルの「萌華(もえか)」も展示されています。

海老根さんは、「毎年、皆さんに楽しんでもらえるように丹精込めて育てています。日に日につぼみが開いていくとまた違った表情を見せるので、花の配色が移り行く様子も楽しんで欲しいです」と話していました。

区役所でのサツキ盆栽の展示は6月中旬頃まで。花の状態によっては、鉢を替える場合があります。

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