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更新日:2025年9月17日

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2025年9月17日 区内のネパール人学校の子どもたちにセーフティセミナーを開催

英語とやさしい日本語を用いて

日本語を母国語としない区内在住の子どもたちも地域で安全に暮らせるよう、江戸川区は本日(17日)、区内のネパール人学校の児童・生徒を対象に、英語とやさしい日本語を用いたセーフティセミナーを開催し、子どもたちの安全への知識を深めました。

本区の外国人住民の人口は、過去20年の間に約2.6倍に増加。2025年9月1日現在は、23区で最も多い51,246人が暮らしています。このような状況を踏まえ、本区では2023年12月に「多文化共生のまち推進条例」を制定。それぞれの文化を大切にしながら、すべての人が地域の一員としてともに生きるまちを目指しています。また、昨年10月には、日本人と外国人が共存共栄するための拠点として多文化共生センターを開設。日常生活での困りごとに多言語で対応する相談窓口や多文化交流イベントなどを開催しています。

本セミナーは、都の事業である「在住外国人向け安全啓発講座」を活用して行うもので、主に小学生から高校生までの在住外国人の子どもたちを対象に、専任講師や警察官が英語ややさしい日本語で安全の確保などについて分かりやすく説明します。本日はネパール人の子どもたちが通う「Himalayan International Academy(北小岩3丁目)」の小学1年生から中学生相当の児童・生徒約160人を対象に、学年ごとに3つの時間帯に分かれて実施しました。

講師の説明に耳を傾ける生徒たちの写真

本日午前10時20分、小岩アーバンプラザには同校の小学3年から4年生相当の児童約40人が集まりました。はじめに講師が英語とやさしい日本語で防犯対策や交通ルール等を説明。子どもたちは真剣な表情で聞き入ります。講師とのディスカッションの場面では、英語で積極的に意見を出し合い、最後に小岩警察署の警察官から区内の交通事故などの話を聞きくと、全員で交通安全への理解を深めました。参加した10歳の児童は「学校で交通安全など学ぶ機会はあったけれど、防犯ブザーや夜に歩くときの注意など、新しい情報がたくさんあってためになりました。今後注意していきます」と話しました。

区は今後も外国人区民向けのセーフティセミナーを開催し、誰もが安全に暮らせるまちを目指します。

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