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更新日:2025年9月11日

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2025年9月11日 「みんなの田んぼ」で小学生が稲刈り体験

実りの秋到来 農業経験者が児童に手ほどき

区立東葛西スポーツ公園(東葛西9)の一角にある「みんなの田んぼ」で本日(11日)、地元の小学生が農業経験者らでつくる地域ボランティア団体「葛西さざなみ会(会長:篠原昌芳(しのはらまさよし)/82歳)」のメンバーから指導を受けながら、稲刈り体験を行いました。

稲刈り

「みんなの田んぼ(220平方メートル)」は、「子どもたちに稲作体験の場をつくりたい」という地域住民からの声を受け、2003年に「東葛西スポーツ公園」の一角に開設されました。2005年からは、近隣の小学生が地元の農業経験者の指導を受けながら、稲作体験を行うようになりました。今年は、区立南葛西小学校・東葛西小学校・第四葛西小学校・南葛西第二小学校の児童が米づくりを体験。5月に田植えを行い、今月収穫の時期を迎えました。

児童の米づくりをサポートするのは、「葛西さざなみ会」のメンバー。同会は、葛西地区にある小・中学校のPTAやOBが集まって1991年に発足した団体です。かつて葛西地区で盛んに行われていた米づくりや海苔づくりを地域の児童に体験させるなど、地域の歴史や文化を伝える活動に取り組んでいます。このような活動が高く評価され、2010年度には「地域づくり総務大臣表彰」(現在の「ふるさとづくり大賞」)、2014年度には「第25回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰」を受賞しました。

本日(11日)午前9時、みんなの田んぼに区立南葛西小学校(南葛西5)の5年生98名が集まりました。初めに、篠原会長が稲刈りのコツを説明。児童は、「足を開いて腰を低くする」、「体の正面で稲を刈り取る」などのアドバイスを受け、1人5株ずつの稲を慎重に刈り取っていました。刈り取った稲を干し台まで自主的に運ぶ児童の姿も見られました。

初めて稲刈りを体験した児童は、「強く力を入れないと刈り取ることができなくて、少し大変でした。最後はきれいに刈ることができたので嬉しかったです」と話しました。

刈り取った稲は、同田の脇に設置された仮設の干し台で20日ほど天日干しを行い、その後脱穀・精米されます。篠原会長によると、同田で収穫されるコシヒカリは70kg前後。精米後は、12月7日(日曜日)に同会が主催する「収穫祭」で振る舞われる予定です。

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