更新日:2025年9月4日
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2025年9月3日 区×GAP 区立小学校で古着のTシャツを用いたエコバッグ作りを実施
江戸川区は本日(3日)、子どもたちにSDGsを楽しく学んでもらおうと、区立上小岩小学校(北小岩7丁目)で、着なくなったTシャツを用いてエコバッグを作るワークショップを開催しました。
「ともに生きるまち」を目指して、「誰一人取り残さない」ことを理念とするSDGsを積極的に推進する江戸川区は、2021年5月、国からSDGsの達成に向けた優れた取り組みを行う自治体として「SDGs未来都市」に選定されました。2022年8月には、SDGsの達成年限である2030年までに、区が取り組む具体的な施策をまとめた「2030年の江戸川区(SDGsビジョン)」を策定するなど、SDGsを推進しています。
子どもたちにもSDGsに取り組んでもらおうと、SDGsを分かりやすく学べる「えどがわSDGsまなぶっく」を学習用タブレットに搭載するほか、職員による出前講座を実施するなど、様々な機会を捉えて意識啓発に取り組んできました。そして今回、新たに「キャラバン活動」を開始。SDGsの各目標を象徴する17色にラッピングされた「SDGsラッピングカー」で区立学校を巡回し、ワークショップなどを通して子どもたちに楽しくSDGsを学ぶ機会を提供します。その第1弾が本日行われたエコバッグ作りで、Gap Outletホームズ葛西店(東葛西9丁目)の協力を受け、廃棄されがちな衣料品を活用し、リユースの大切さを子どもたちに体感してもらいます。
本日午後2時、上小岩小学校のすくすくスクールには18人の児童が古着のTシャツを手に集まりました。冒頭、区の職員からSDGsについて説明を聞くと、いよいよエコバッグの作りにとりかかります。児童は思い出の残るTシャツにチャコペンで印をつけると慣れない手つきでハサミを入れ、仕上げに短冊状に切った底部の布をそれぞれ結んでオリジナルのバッグを完成させました。ワークショップの最後には参加者全員で校舎の外に出て目の前でラッピングカーを見ながら、持続可能な活動について振り返りました。参加した3年生の児童は「結ぶところが難しかったけどTシャツを捨てなくてよかった。今後は節電とかに気を付けて、地球にやさしいことをしていきたい」と話しました。
今後、区は本ワークショップを月に1校程度のペースで区内の学校にて実施し、より多くの子どもたちとSDGsへの理解を深めていきます。
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