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更新日:2021年8月20日

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2021年(令和3年)8月20日 東京2020パラ聖火リレー採火式を区内2カ所で実施

“鎮魂と恒久平和への願い、共生社会の実現への思いを込めて”

東京2020パラ聖火リレー採火式が本日(20日)、鎮魂と恒久平和への願い、共生社会の実現への思いを込めて、区内2カ所で実施。両会場で採取された火は、江戸川区の火として一つにまとめられ、東京都庁都民広場(新宿区西新宿2丁目)で行われる都内集火式に運ばれました。

本日(20日)9時半から小松川さくらホール(小松川3丁目)で行われた採火式のテーマは、「鎮魂と恒久平和への願い」。昭和20年3月10日の東京大空襲では、旧中川沿いの小松川・平井地区では約4万人が罹災され、猛火に追われた人々が川に飛び込むなどして追い詰められた結果、旧中川では約3,000人の尊い命が失われました。例年、終戦の日の8月15日にあわせて、両岸から約2,400個の灯籠を流して犠牲者を慰霊するとともに、3月10日には同ホールで、犠牲者遺族や地域住民など200名を超える参加者が集まって、追悼式が行われています。

今回の採火式では、1999年8月から始まった「旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」など、同地区のこれまでの歩みを映像で紹介。特に両岸を結ぶ「ふれあい橋」の名に表されているように、犠牲者を悼む住民同士が交流を深めてきた様子を振り返ります。その後、鎮魂の思いを込めて、「国連平和の鐘」レプリカの鐘の音とともに、参加者全員で黙とうをささげました。そして、平和への願いを次世代に継承しようと、小松川平井地区連合町会の江頭会長と旧中川灯籠流し実行委員会の初代会長のご令室である加藤さんが、聖火となる火をランタンに灯しました。

一方、東部フレンドホール(瑞江2丁目)では9時から、東京コミュニケーションアート専門学校の学生のみなさんが制作した映像を活用した採火式が行われました。イメージしたのは、共生社会の実現。スポーツ施設や緑豊かな公園に恵まれた東部地区の特色を背景に、子どもから高齢者、外国人、LGBTなど、多様性を尊重した暮らしの様子をイラストで表現しました。そして、場内をペンライトの光で揺らす参加者に見守られながら、瑞江地区連合町会の小野瀬会長と篠崎地区連合町会の松下会長は、ランタンに火を取り入れました。

区役所本庁舎前庭(中央1丁目)では10時、二つの会場から集まった種火を一つに。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会江戸川区実行委員会の関口会長の手によってランタンに収められた「江戸川区の火」は、鎮魂と恒久平和への願い、共生社会の実現への思いが込められたものとして、都内集火式に運ばれていきました。

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