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更新日:2021年8月6日

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2021年(令和3年)8月6日 「江戸川人生大学大学祭ONLINE」ネット配信と展示で開催中

”テーマは「今こそ 前へ!」”

社会貢献を目指す人々の学びの場である「江戸川総合人生大学」。15回目を迎えた大学祭では、コロナ禍で対面での接触が制限される中でも、これまでの学びの成果を発表しようと、ネット配信と会場での展示を組み合わせて、31日(火曜日)まで開催しています。

同大学は、今までの経験や知識を活かして社会貢献を志す人々を支援することを目的に、平成16年に本区が設立した学びと実践の場。区内全域をキャンパスとして、講義は主に複合施設の「しのざき文化プラザ」(篠崎町7丁目)内で行われます。「江戸川まちづくり学科」、「国際コミュニティ学科」、「子育てささえあい学科」、「介護・健康学科」の4つの学科で構成され、二年間の学びを通して自ら取り組める地域活動について考えていきます。約1,000名に上る卒業生はその後、80団体以上のボランティアグループを立ち上げて、子育て・学習支援や公園ボランティアなどの活動に取り組みながら、仲間と生きがいを見出しています。

同大学の大学祭は、2年ぶり15回目の開催。コロナ禍以前は、学びの成果を発表する場として、タワーホール船堀(船堀4丁目)の展示ホールなどを会場に、各学科が趣向を凝らして設けた展示や体験コーナーのほか、ステージ上では寸劇やトークセッションなども行われ、一日を通して大学の魅力をふんだんに感じることができました。当日は、在校生や卒業生だけではなく、一般の来場者も多く訪れ、その数は1,000名以上に上ります。

今回の大学祭を企画するにあたって、コロナ禍で対面での接触が制限される中、どのように開催できるのかという問題がありました。新型コロナの影響で昨年3月から10月までの間、休校を余儀なくされたことに伴い、昨年7月に予定されていた大学祭は延期に。特に15期生の卒業は一年間繰り延べとなりました。今年の開催も危ぶまれていた時、「このまま何もなく卒業は寂しい」との声があがったことから、3月に実行委員会を設置。人流を抑えながら開催するために、各学科の成果をネットで配信するとともに、実際に使った資料などをしのざき文化プラザで展示する方法を採用しました。学生からの応募で決まったテーマ「今こそ 前へ!」には、コロナ禍で足踏みしている自分たちの背中を押そうとする決意が込められています。

1日(日曜日)からインターネットで開設した特設ページでは、学びの成果として、4つの学科がそれぞれ制作した動画を公開。このうち、江戸川まちづくり学科15期生は、かつて「塩の道」として栄え、その江戸情緒あふれる川べりを再現した「新川千本桜」の由来などを取りまとめました。特にボランティア団体として「新川の木札を守る会」を立ち上げ。総数718本の桜にはそれぞれ種類を表示する木札がかけられており、そのうち老朽化したものを取り替える活動を展開しています。動画では、木札の制作過程から実際に取り付ける様子などを紹介。また会場では、20種類の桜の植栽の場所などを手書きでまとめた地図を展示しています。ネットでの配信と展示内容がリンクすることによって、大学の魅力の一端を感じることができます。

江戸川総合人生大学大学祭ONLINE

大学祭ONLINE(31日まで)

展示会場

しのざき文化プラザ3階(篠崎町7丁目20番19号)

展示期間

令和3年8月1日(日曜日)から31日(火曜日)午前9時から午後8時

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