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更新日:2023年8月4日

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新川さくら館で「金魚あく和りうむ」開催中

金魚と和の要素が融合した幻想的な空間で涼を感じる

「新川さくら館(船堀7丁目)」では、和傘や竹の装飾で和のテイストを醸し出した空間で、ライトアップされた円柱の水槽を優雅に泳ぐ金魚を楽しめる企画展「金魚あく和りうむ」を、8月13日(日曜日)まで開催しています。入場料は300円(小学生以下100円)。

ライトアップされた和傘と金魚明治時代末期に始まったと言われる区内での金魚の養殖は、1940年頃に最盛期を迎え、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市と並ぶ、金魚の日本三大産地の一つとして数えられるようになりました。今でも全国大会で多数受賞するなど、良質な金魚の産地として高い評価を得ています。

新川の歴史を後世に伝えるとともに、訪れる人々との交流を図る地域拠点として、2013年7月1日にオープンした「新川さくら館」。江戸時代の蔵と大店(おおだな)をイメージして造られ、館内には伝統工芸品の販売やお休み処が設けられています。館内の円柱水槽

会場では、「琉金」や「丹頂」、「江戸錦」など11種類約100匹の金魚を、和傘や流木を配置した水槽に展示。和を意識した幻想的な空間でゆったり泳ぐ金魚を鑑賞することができます。大きなひれが特徴の「ショートテールオランダシシガシラ」や、長い尾が特徴の「朱文金」など、普段あまり見ることができない金魚が人気を集めており、フォトスポットとしてもにぎわっています。また、床面に投影した映像が動きに合わせて変化する金魚のアートも楽しむことができます。

瀧野瀬由美(たきのせゆみ)館長は、「和の要素を取り入れた空間で、美しい金魚が優雅に泳ぐ様子を見て、日本の夏の風情を感じてほしいです」と話しています。

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