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更新日:2026年8月15日

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2026年8月15日 「旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」 本日開催

地元住民らが鎮魂の祈りささげる

終戦の日の本日(15日)、旧中川にかかるふれあい橋(平井3丁目)付近では、東京大空襲で猛火から逃げようと川に飛び込み、犠牲になった人を慰霊する「第28回 旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」が開催されました。主催は、旧中川灯籠流し実行委員会(会長:芳賀美行)。

約10万人の命を奪った1945年3月10日の東京大空襲。旧中川沿いの小松川・平井地区では、約4万人が罹災し、猛火に追われて旧中川に両岸から飛び込むなどした約3千人が命を落としたと言われています。

「旧中川東京大空襲犠牲者慰霊灯籠流し」は、1999年から終戦の日に毎年開催されており、今年で28回目。江戸川区と江東区をつなぐふれあい橋の完成で交流を深めた両区の区民が、犠牲者を悼むとともに、平和の尊さを後世に語り継いでいこうと開催されました。2001年には、実行委員会の初代会長である加藤勲さんが発起人となり、区民や企業から寄付を募って船をかたどった慰霊碑「鎮魂(題字:鈴木春朝/平成24年度江戸川区文化賞)」がふれあい橋のたもとに建立されました。また、2024年には、灯籠流しを通じた近隣小学生への平和学習や護岸の清掃活動が河川の環境保全や地域活性化に大きく貢献したと評価され、同実行委員会が「令和6年河川功労者表彰」を受賞しました。

灯籠流し

本日(15日)午後6時30分から行われた式典には、斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長や地元選出の議員、諸団体の代表らが参列しました。初めに、主催者を代表して芳賀会長らがあいさつ。芳賀会長は、「旧中川での被害を知る世代は年々減少しています。戦争の痛ましさを風化させないためにも、灯籠流しを末永く続けていきたい」と話しました。来賓の斉藤区長は、「今を生きる私たちの使命は、悲惨な出来事を記憶にとどめるだけでなく、次の世代にしっかりと引き継いでいくことだと思っています。犠牲となられました方々への哀悼の意を表し、平和への願いを込めて灯籠を流したいと思います」と話しました。その後、地元小学生が「国連平和の鐘」のレプリカを献鐘し、参列者は黙とうをささげました。午後7時からは、「平二南部太鼓(代表:清藤公清)」の演奏を合図に灯籠流しを実施。地元出身で元宝塚歌劇団の美園さくらさんや、集まった地元町会の住民ら約5千人が両岸から「世界平和」や「戦争がなくなりますように」などと書かれた約2千個の灯籠を浮かべ、恒久平和への祈りをささげました。灯籠に「平和」と書いて流した女性は、「小学生の頃からほぼ毎年参加しています。今回も世界の平和を願って流しました」と話しました。

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