更新日:2024年11月8日
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2024年11月8日 区立第六葛西小学校の開校50周年式典に駐日ネパール大使らが来校
姉妹校交流30周年 校長ら代表団も出席
今年開校50周年を迎える区立第六葛西小学校では8日(金曜日)、周年を祝う記念式典が開催され、姉妹校交流30年目を迎えたネパールのジャナジョティ小学校の校長や児童のほか、駐日ネパール大使が参加しました。
第六葛西小学校は、1994年に開校20周年記念行事の一環で、同校のPTAや地元町会・自治会、教職員らが「ネパール児童教育基金」を設立。子どもたちの心に残る事業として「アジアの子どもたちに学校を贈ろう」と取り組まれた同事業では、児童の募金やPTAの積立金、町会・自治会などからの協力を得て約200万円を集めました。ネパールの首都カトマンズ近郊にあるバネパ市を通じて寄附し、同市内のジャナジョティ小学校の建設費用に充てられました。翌年11月、両校間で姉妹校に関する協定を締結。以降、学校の代表団が互いの学校を行き来するようになり、本格的な交流が始まりました。第六葛西小では「ネパール資料室」を常設し、交流の経緯やネパールの文化を紹介するパネルなどを展示したり、毎年11月1日を「ネパール姉妹校記念日」と定め、子どもたちが同国を身近に感じられる催しを行ったりしています。継続的な資金援助や人的交流に取り組んできた結果、2010年12月には、長年の交流に尽力したとして、姉妹校協力委員会委員や当時の校長ら7名がバネパ市より名誉市民の称号を受賞しています。
開校50周年と姉妹校交流30年目に合わせ、ジャナジョティ小学校ラミチャネ・マダブ校長と同校の児童2名が11月4日(月曜日・祝日)に来日。翌5日(火曜日)には、歓迎集会が第六葛西小で開かれ、児童たちはクイズや合唱などで交流を図りました。一行は7日(木曜日)、江戸川区役所で斉藤猛(さいとうたけし)江戸川区長に面会。日本の気候や、両校の交流のきっかけなどについて歓談しました。
第六葛西小では8日(金曜日)、50周年記念式典が開かれました。ジャナジョティ小学校の校長や児童のほか、駐日ネパール大使ドゥルガ・バハドゥール・スベディ氏や、斉藤区長らが特別来賓として出席し、周年を児童や保護者、地域住民らと祝いました。スベディ氏は、「ジャナジョティ小学校に対するご支援とご協力に心から感謝を申し上げます。今後とも両校が良好な関係を継続していくことを願っています」と話しました。第2部として行われたアトラクションでは、同校児童がソーラン節や合奏などを披露しました。スベディ氏から中山和義(なかやまかずよし)校長にスカーフやバッジなどの記念品が贈呈されました。
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