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更新日:2024年5月28日

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2024年(令和6年)5月28日 「小岩菖蒲園まつり」 来月1日から開催

期間限定で最寄り駅の看板をハナショウブのデザインに

紫や白などの色鮮やかな花を咲かせるハナショウブ。約100種5万本が咲き誇る「小岩菖蒲園(北小岩4丁目地先)」では、「小岩菖蒲園まつり」を6月1日(土曜日)から16日(日曜日)まで開催します。まつりに合わせ、京成本線江戸川駅(北小岩3丁目)では、期間限定で駅名看板をハナショウブのイラストをあしらったデザインに変更します。

同園は、1982年に江戸川駅から徒歩5分の江戸川河川敷に開園。地元の方から寄贈されたハナショウブをもとに、区が回遊式の庭園に整備しました。約4,900平方メートルの菖蒲田には、白地に紫色の脈が涼しげな「夏姿(なつすがた)」や、上向きに広がって開花する「筑羽根(つくばね)」など、約100種5万本のハナショウブが植栽されており、美しく咲き誇る花を様々な角度から鑑賞することができます。NHKの2023年度前期連続テレビ小説「らんまん」で主人公のモデルとなった牧野富太郎博士が水生食虫植物「ムジナモ」を発見した地であり、1990年には発見百周年記念碑が建立されました。

小岩菖蒲園まつりは、満開のハナショウブをゆっくりと楽しんでもらおうと、開園当初から見ごろに合わせて開催。昨年は一日に約2,000人が来園するなど、例年区内外から多くの人が訪れています。期間中の土曜日・日曜日(1日・2日・8日・9日・15日・16日)は、地元町会や区内福祉事業所など10団体が日替わりで模擬店を出店。軽食や花卉、雑貨などを販売し、まつりを盛り上げます。このほか、区内でムジナモの保全活動をしている「江戸川区ムジナモ保存会」によるPR展示も催されます。また、JR小岩駅から同園まで、ハナショウブのイラストをあしらったラッピングバスを運行します。

同園の最寄り駅の京成本線江戸川駅では1日(土曜日)から、江戸川区と京成電鉄株式会社が連携し、まつりの期間限定で駅名看板をハナショウブのイラストをあしらったデザインに変更。同園に咲く長井系のハナショウブで、花色全体が青みを帯びた紫色をした垂れ咲きの三英花「長井古紫(ながいふるむらさき)」がデザインされています。看板は、縦45センチメートル、横240センチメートルのホーム駅名標(横型)が、上りホームに2か所と下りホームに3か所。縦90センチメートル、横17センチメートルの補助駅名標(縦型)は、上りホーム9か所と下りホーム10か所に設置します。同園の認知向上を図るとともに、区の魅力を区内外に発信します。

同園を管理する区環境部水とみどりの課担当者は、「現在は全体の3割ほどが開花しています。天候にもよりますが、6月中旬には満開のハナショウブが楽しめそうです」と話しています。

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