2024年(令和6年)5月10日 フラワーガーデンで春バラが見ごろ

ボランティアが丹精込めて育てたバラ　色鮮やかに咲き誇る

区立総合レクリエーション公園内「フラワーガーデン（南葛西4丁目/21,307平方メートル）」では、色鮮やかで美しい春バラが見ごろを迎え、来園者の目を楽しませています。

「フラワーガーデン」は、4か所の噴水とバラの植栽を特徴とした洋風庭園。広々とした回遊式の庭園には、噴水を中心に約110種600株のバラが咲き誇り、甘い香りを漂わせる花々を歩きながら楽しむことができます。

同園のバラは、「江戸川ローズボランティアサークル（代表：梅原滋／会員数：20名）」のメンバーが管理。同サークルは2004年から開催していた区主催の「バラの手入れボランティア養成講座」の講師とその卒業生が結成した団体で、二代目の梅原代表をはじめとする会員が年間を通して丁寧に手入れを行っています。

同サークルは、見ごたえのある花を咲かせようと、多い時には月4回ほど集まり、花がら摘みや剪定などの手入れをしています。梅原代表は、「バラは一年を通して楽しめる花ですが、現在咲いている一番花は、特に大ぶりの花が咲きます。一番花は5月いっぱいが見ごろになるので、多くの人に見に来ていただきたい」と話しています。

本日（9日）、同園では、燃えるような深紅の「マリアンデール」や濃いオレンジ色が特徴の「オランジュリー」、華やかな黄色の「ゴールドバニー」など、色とりどりのバラが見ごろを迎えていました。来園者は各所で足を止め、写真に収めたり、花の香りを比べたりと、思い思いに鑑賞を楽しんでいました。同園を訪れた女性は、「区内外の友人たちを連れて毎年来園していますが、今年もきれいに咲いていますね。秋バラが咲くのも今から楽しみです」と笑顔で話しました。