更新日:2024年5月8日
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2024年(令和6年)5月8日 区立公園でシャクヤク(芍薬)が見ごろ
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
区立新堀しゃくやく公園(新堀2丁目)では、すらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせるシャクヤクが見ごろを迎えています。同園の花壇には、鮮やかな白やピンク、赤のシャクヤクが600株植栽されており、一重のものから八重などさまざまな形のシャクヤクを楽しむことができます。
シャクヤクはボタン科の多年草でアジア大陸東部が原産地。赤や白、ピンクなどの花が咲き、一重のものから八重など、さまざまな花形に大別されます。漢名の「芍薬」に「薬」の文字が入っているように、漢方生薬の一つ。根の部分は漢方薬として現在も利用されています。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と美しい女性の姿を形容される花としても有名で、すらりと伸びた茎の先端に華麗な花を咲かせます。
同園は1996年4月に開園。開園当初からシャクヤクが植栽され、年々品種や花壇の面積を増やしていき、色とりどりのシャクヤクが咲く公園として、区の名所となりました。例年、この時期には鮮やかに咲き誇ったシャクヤクを楽しもうと、家族連れやアマチュアカメラマンなどが訪れています。
本日(8日)、ピンクや白のシャクヤクが見ごろを迎え、訪れる人の目を楽しませていました。毎年、開花を楽しみにしているという女性は、「凛としたシャクヤクに癒されました。今年も多くの花がきれいに咲いてくれてよかった」と話していました。
また、区環境部水とみどりの課の担当者は、「シャクヤクは現在見ごろを迎えており、今週末頃まで楽しむことができます。遅咲きの品種などこれから開花するものもあるので、色や咲き方の違いを楽しんでほしい」と話しています。
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