2023年（令和5年）5月9日　「フラワーガーデン」でバラが見ごろ

ボランティアが丹精込めて育てた色とりどりのバラ

区立総合レクリエーション公園内「フラワーガーデン（南葛西4丁目／面積21,307平方メートル）」では、色鮮やかで美しい春バラが見ごろを迎え、訪れる方の目を楽しませています。

「フラワーガーデン」は、4か所の噴水とバラの植栽を基調とした洋風庭園。広々とした回遊式の庭園内では、噴水を中心として左右対称に約110種600株のバラが色鮮やかに咲き誇り、甘い香りを漂わせた花々を歩きながら楽しむことができます。

同園のバラは、「江戸川ローズボランティアサークル（代表：梅原滋／会員数：22名）のメンバーが管理。同サークルは2004年から開催していた区主催の「バラの手入れボランティア養成講座」の講師とその卒業生が結成した団体で、二代目の梅原代表をはじめとする会員が年間を通じて丁寧に手入れを行っています。

同サークルは、見ごたえのある花を咲かせようと、毎月2～3回集まり、花がら摘みや剪定などの手入れをしています。梅原代表は、「春バラの特徴は、大ぶりな花が一斉に開花するところです。今年は温暖な気候で例年より早い開花ですが、今月半ばまでは楽しめそうです。同じ花でも春と秋では花の色の濃淡に違いが出るものもあるので、品種ごとの違いや香りを楽しんでください」と話しています。

本日（9日）、同園では鮮やかで濃い黄色が特徴の「ゴールドバニー」や華やかな深紅の「マリアンデール」、花の色が黄色から朱色へ移り変わる「ふれ太鼓」など、色とりどりのバラが見ごろを迎え、来園者は足を止めてひとつひとつ間近で眺めたり、写真に収めたりする姿などが見られました。同園によく訪れているという女性は、「ちょうど見ごろの時期に来ることができてよかったです。毎年楽しみにしていますが、今年もきれいに咲いていますね」と笑顔で話しました。