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更新日:2023年5月9日

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2023年(令和5年)5月9日 「みんなの田んぼ」で小学生が田植え体験

地元の農業経験者らが児童に手ほどき!

区立東葛西スポーツ公園(東葛西9丁目)の一角につくられた「みんなの田んぼ」で本日(9日)、地元の小学生が地域ボランティア団体「葛西さざなみ会(会長:篠原昌芳(しのはらまさよし)/80歳)」のメンバーから指導を受けながら、田植え体験を行いました。

「みんなの田んぼ(220平方メートル)」は、地域住民から「子どもたちに稲作体験の場をつくりたい」との声を受け、2003年に「東葛西スポーツ公園」の一角に開設されました。2005年からは、近隣の小学校が地元の農業経験者の指導を受けながら、稲作体験を行うようになりました。19回目となる今年度は、区立東葛西小学校・南葛西小学校・第四葛西小学校・南葛西第二小学校の児童が体験します。

児童の米づくりをサポートするのは、「葛西さざなみ会」のメンバー。同会は、葛西地区にある小・中学校のPTAやOBが集まって1991年に発足した団体です。かつて葛西地区で盛んに行われていた米づくりや海苔づくりを地域の児童に体験させたりするなど、地域の歴史や文化を伝える活動にも取り組んでいます。これらの活動が高く評価され、2010年度には「地域づくり総務大臣表彰」、2014年度には同公園での緑の愛護活動において顕著な功績が称えられ「第25回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰」を受賞しました。

田植え体験本日(9日)午前9時、みんなの田んぼに区立東葛西小学校(東葛西8丁目)の5年生84人が集まりました。初めに、篠原会長が児童たちに苗の持ち方や植え方、水田での歩き方などを指導。苗を親指・人差し指・中指の三本指で根に近い部分を持ち、水田へ5cmほど垂直に差し込むことや、水田にはつま先から入り、かかとから足を抜いて歩くことなどをアドバイスしました。児童は、ひざ下まで浸かった足をとられないように慎重に歩を進め、ひとり5株のコシヒカリの苗を丁寧に植えていました。普段はなかなかできない体験に笑みがこぼれて「もっとやりたい」との声も聞かれ、篠原会長へ「稲の株はどこで手に入りますか」など積極的に質問をする児童の姿も見られました。

体験を終えた児童は「田植えは初めての体験でしたが、楽しかったです。今回の経験を活かして、お米についてもっと学びたいです」と話しました。

本日(9日)の午後と12日(金曜日)に、他3校の児童が田植え体験を行います。その後は、葛西さざなみ会の会員が草むしりや水の調整などで米づくりをサポート。9月半ばには児童たちが稲刈りを行い、12月初旬に同会が主催する「収穫祭」で振る舞われる予定です。

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