更新日:2022年9月27日
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都内唯一の公営アイススケートリンクをもつ江戸川区スポーツランド(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)(東篠崎1丁目)では、10月1日のスケートリンクオープンを目前に控え、リンクの製氷作業が大詰めを迎えています。
スポーツランドは1982年にオープンした複合スポーツ施設。トレーニングルームやテニスコート、フットサル場などが常設されています。夏期はプール、冬期はアイススケートを楽しむこともできるとあって、区内外から多くの利用者が来場しています。
同施設のアイススケートリンクは、8月までプールとして利用した施設に製氷作業を施したもの。大きさ60メートル×30メートルで、フィギュアやアイスホッケーなどさまざまなスケート競技に対応した本格的なリンクです。例年ピークとなる1月の休日には1日に千人以上が訪れ、シーズンの延べ利用者数は約13万人に上ります。一方、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、昨シーズンは、感染症対策のため、夜間の貸切利用を制限したことなどもあって、来場者数は約92,500人にとどまりました。
今季のリンク整備は今月18日にスタート。2台の冷凍機をフル回転させながらプール下に埋設された約600本ものU字型鉄パイプにマイナス13℃の不凍液を循環させます。プール底がマイナス4~5℃まで下がったところで、散水作業を開始。ろ過した水道水をホースで霧状に撒く作業を繰り返しながら何層にも氷を張り、より丈夫で融けにくいリンクを作ります。氷の厚さが1.5cm程度になったところで白色のメッシュシートをリンク全面に敷きます。次に、赤色や青色の同シートを使ってホッケー用のラインや本区の紋章を入れる作業を実施。同シートをリンク上に慎重に並べたら、その上を如雨露で水をかけると、すぐに凍ってきれいなラインが出来上がります。その後は、オープン前日まで繰り返し散水作業を行い、厚さ7cm程度まで製氷したら完成です。リンク内は外気の温度や湿度の影響を受けやすいため、日によって作業の進捗状況は異なるものの、1日0.7cmほど厚みが増すよう24時間体制で散水作業を続けています。
今季も感染症対策のため、発熱の有無や体調を申告するチェックシートの提出やマスクの着用をお願いした上で、繫忙期には利用時間を2時間までに制限するとともに、貸し出し用のスケート靴やロッカーなどの消毒を随時行っていきます。来場者が安心して楽しめるよう様々な対策を講じることとしています。
10月1日オープン当日は中学生以下の入場料が無料となります。同施設の新井照生(あらいてるお/59歳)館長は「利用しやすい施設運営を心掛け、感染症対策も講じておりますので、安心してお楽しみいただけると思います。本物の氷を体感しにぜひスポーツランドへお越しください」と話しています。
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