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更新日:2025年1月6日
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こども家庭庁 特設ホームページ「子どもが子どもでいられる街に。~みんなでヤングケアラーを支える社会を目指して~」は下記画像をクリックしてください。
「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されているような家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことです。
国の調査では、ヤングケアラーの4割以上が、1日平均5時間以上、介護や世話を行っていること、ヤングケアラーの3割以上が学校にあまり行けていない(休みがち)といった状況にあることが判明しています。
子どもへの支援の必要性やどのような支援を必要としているか(ニーズ)」を確認したうえで、必要な支援や関係機関につないでいくことが求められています。
こども家庭庁では、ヤングケアラーの具体例を以下のように紹介しています。
「ヤングケアラー」の子どもたちは、本来大人が担うと想定されるような家事や家族の世話などを日常的に行っていることにより、学校に行けなかったり、友達と遊ぶ時間がなかったり、自身がしたいと思っていたクラブ活動ができなかったり、宿題などの勉強に割く時間がつくれなかったりするなど、本来守られるべき子ども自身の権利を侵害されている可能性があります。
『NPO法人Learning for All』は、「子どもの貧困に、本質的解決を。」をミッションに掲げ、困難を抱える子どもたちへ学習支援と居場所づくりを展開。地域の様々なステークホルダーと協力しながら、6歳から18歳の子ども達の生活圏に必要なすべての支援・機会がそろう「地域協働型子ども包括支援」のモデルを構築。本モデルを全国へ広げ、すべての子ども達が自分の可能性を信じ、自分の力で人生を切り拓くことのできる社会の実現を目指しています。
【制作】株式会社 SEAMES
『株式会社 SEAMES』はアート・メディア・エンタメの力を通しあらゆる社会課題への認知を広げ、同時にアクションの方法や解決への新しいアイデアを提示する会社として、「二人の高校生」の動画を制作しました。
『一般社団法人日本ケアラー連盟』は、ケアラー(家族等無償の介護者)、ケアラーを気遣う人、ケアラーの抱える問題を社会的に解決しようという志をもつ人が集い、すべての世代のケアラーが、ケアにより心身の健康をそこねたり、学業や仕事に制約を受けたり、貧困や社会的孤立に追い込まれることなく、個人の尊厳が守られ、安定した生活を送り、将来への希望を持てるよう、その人生を地域や社会全体で支えるしくみづくりをめざしています。
一般社団法人日本ケアラー連盟「ケアラー・ヤングケアラーについて知りたい皆様へ」
『NPO法人 ぷるすあるは』は、「精神障がいを抱えた親とその"子ども"を応援しています」。
『ぷるすあるは』は、精神科の看護師と、医師が、2015年6月に設立したNPO法人です。精神障がいやこころの不調、発達凸凹を抱えた家庭や、さまざまな事情の中で、頑張っている子どもたちを、絵本やウェブサイトなどの情報コンテンツを通して応援しています。
さまざまな情報発信を通して、精神保健全般に関する普及啓発活動も行っています。
江戸川区児童相談所「はあとポート」では、ヤングケアラー・コーディネーターを配置しています。
ヤングケアラー・コーディネーターは、ヤングケアラーを発見・把握した場合に家庭の状況に応じ、適切なサービスにつなげられるよう、関係機関、支援者団体等と連携して相談・支援、適切な機関へのつなぎを行う専門職です。
当事者の方や支援者の方を問わず、相談を受け付けています。
令和6年度の募集は終了しました。
江戸川区では、ヤングケアラーが気軽に相談でき、同様の境遇にあるお子さん同士や経験者との交流を通じて、精神的な負担軽減につながる場所及び機会の提供等を行う団体に対し、その活動に要する費用の一部を補助します。
詳しくは下記のページよりご確認ください。
令和6年度江戸川区ヤングケアラー相談支援等補助事業の募集について
『一般社団法人ケアラーパートナー木の根っこ』は、ヤングケアラーが集う居場所「ヤングケアラーズカフェ若葉」を中央、鹿骨の2ヵ所で開設しています。(一般社団法人ケアラーパートナー木の根っこは「令和5年度江戸川区ヤングケアラー相談支援等補助事業」採択団体です。)
労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団が運営する『江戸川ベースnappa』では、ヤングケアラーの居場所事業「ひだまりcafe nappa」を開設しています。また、お弁当の宅配や学習支援などの活動も行っています。(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団は「令和5年度江戸川区ヤングケアラー相談支援等補助事業」採択団体です。)
『特定非営利活動法人東京ソテリア』は、「家族の心の健康が気になる」、「きょうだいや親のお世話をしている」、「家庭のことで忙しく、勉強や部活に打ち込む時間がない」等の悩みを抱える子どもを対象にした相談窓口の開設や、子ども達が気軽に集うことができる居場所事業を実施しています。(特定非営利活動法人東京ソテリアは「令和4年度東京都ヤングケアラー相談支援等補助事業」採択団体です。)
地域で関係機関が緊密に連携し、ヤングケアラーに早期に気づくとともに、見守り、寄り添いや具体的な支援につなぐことができるよう、東京都がヤングケアラー支援マニュアルを公開しています。
「もしかしたら、あの子はヤングケアラーかもしれない」と周囲に気になるお子さんがいたり「自分はヤングケアラーかもしれない」と思ったら、江戸川区児童相談所にご相談ください。
江戸川区児童相談所 はあとポート
電話:03-5678-1810(有料通話)
電話:0120-189-783(無料通話)
午前8時30分から午後5時(月曜日から土曜日/注:祝日・年末年始を除く)
日曜日・祝日・夜間 電話:189(無料通話)
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