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更新日:2026年6月12日

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2026年6月12日 「魔法の文学館」来館者20万人突破

館長・角野栄子さんが直筆イラストを贈呈

「魔女の宅急便」の作者で、江戸川区ゆかりの国際アンデルセン賞作家・角野栄子さんの作品の世界観を表現した「魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館/南葛西7丁目)」の来館者が本日(12日)、20万人を突破し、記念セレモニーが行われました。館長の角野さんから、20万人目の来館者に記念品として直筆イラストが贈呈されました。

幼少期から20代前半までを北小岩で過ごした角野さん。長年の業績が高く評価され、2018年に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞しました。区は、翌年に「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、偉業を称えました。また、角野さんの作品と功績を多くの人に知ってもらうとともに、子どもたちが児童文学に親しみ、豊かな想像力を育む場になればとの思いから、2023年11月に同館を開設しました。

建物は著名な建築家・隈研吾さんの設計によるもので、館内には魔女の宅急便の舞台「コリコの町」をイメージしたいちご色の世界が広がります。角野さんの代表作の人気キャラクターとの会話が楽しめる「黒猫シアター」や、角野さんの原稿などを展示した「栄子さんのアトリエ」などがあります。館内の本棚には、角野さんが選んだ国内外の児童書や絵本約1万7千冊を配置。選んだ本をテラスや芝生広場に持ち出し、好きな場所で読書することができます。現在は、角野さんの作品の一つである「ズボン船長さんのお話」の原画などを展示する企画展「水平線のむこうであえるかな」(10月26日まで)を開催中で、区内外から訪れた多くの来館者でにぎわいを見せています。

同館では、積極的な校外学習の受け入れや年間パスポートの導入のほか、地域まつりでのPR活動などを通して、来館者の増加に取り組んでいます。開館から約1年後の2024年12月には、来館者が10万人を突破。現在も、休日は予約が来館者の大半を占めるなど人気を集めています。

角野さんと魔法の文学館来館20万人目の代表に選ばれた子供達

本日(12日)午後1時頃、来館者が20万人に到達。記念すべき20万人目の来館者となったのは、校外学習で訪れた国府台女子学院(千葉県市川市)の小学部1年生の児童らです。角野さんから代表児童4名に、記念品として「あなたが20万人目!おめでとう!」とメッセージが入った直筆イラスト2点が贈られました。記念品を受け取った児童らは、20万人目となったことについて「嬉しかった」と話しました。また、角野さんは20万人について「まだ開館から3年も経っていないのにすごい数だと思います」と語り、「ここに来て本をたくさん読んでほしい。面白い本が揃っていて発見もあると思いますので、また来てください」と来館者に呼びかけました。続いて行われたミニトークでは、角野さんの作品の一つ「スパゲッティがたべたいよう」の冒頭の一節を読み上げ、「(物語の展開について)これからどうなるのかな、とどきどきするでしょう。この文学館は“わくわくどきどき”するところだから、是非楽しんでいただきたいと思います」と話しました。

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