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更新日:2022年10月21日

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2022年(令和4年)10月21日 角野栄子さんが区立上小岩第二小学校児童に向けて朗読会と講演会

『魔女の宅急便』などの原作者として知られる国際アンデルセン賞作家

『魔女の宅急便』などの作者として知られる江戸川区ゆかりの国際アンデルセン賞作家・角野栄子(かどのえいこ)さん。本日(21日)、江戸川区立上小岩第二小学校(北小岩8/校長:落合由美子/児童数:324人)では、地域の愛着や将来の夢を持ってもらおうと、地元の小岩地区で暮らしていた角野さんによる講演会を開催しました。

「サラダでげんき」の読み聞かせをする角野さん幼少期から20代前半までを北小岩で暮らした角野さん。江戸川のほとりで遊んだ体験などが創作活動に生かされています。国際的にも高く評価され、2018年に児童文学のノーベル賞といわれる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞。翌年、区は「江戸川区区民栄誉賞」を創設し、角野さんの偉業を称えました。区はこれまでの功績や作品の世界観、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館の開設を計画。設計パートナーとして世界的に著名な建築家である隈研吾氏などを迎え、来年11月に開設予定です。

同校では、地域資源を活用し、地域を愛する心を育む教育活動を推進しています。今回の催しは、地元の北小岩に暮らしていた角野さんが、児童文学の最前線で活躍していることから、講演を依頼し実現しました。

今日(21日)午前10時40分、同校の体育館には4年生の児童49人が集まりました。初めに朗読会が行われ、他学年もオンラインで視聴しました。角野さんは、自身の著書「サラダでげんき(福音館書店/2005年)」を朗読。病気になった母のために、子どもがサラダを作るというストーリーで、優しさを持ってもらいたいと同校の図書担当教諭が選びました。朗読会終了後、同校4年生の児童は、「プロの作家さんによる読み聞かせは初めての体験だったので、全部面白かった。新しくできる児童文学館にも行ってみたいと思った」と話しました。

次に、5・6年生127人を対象に講演会が行われました。角野さんは、自身の幼少期の頃の話や、夢を見つけることの大切さなどについて講演。「夢を見つけるまでの課程が大事。いくつになっても、自分の好きなことを見つけて欲しいです」と話しました。また、「想像力を膨らませることが、相手の気持ちを思いやることにつながります」と伝えていました。同校5年生の児童は、「読書には、想像力が必要なことがわかった。角野先生みたいに主人公を自分に似せた物語を書いてみたいです」と話しました。

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