更新日:2023年1月4日
ページID:3642
ここから本文です。
区の上空を飛ぶ飛行機の騒音について
ご意見
羽田空港に4本目の滑走路ができて以来、飛行機の騒音の問題は悪化する一方です。特に天候の悪い日は気になります。
飛行経路については、国とどのような取り決めになっているのでしょうか。
この問題についての区の考え方や取り組みをお聞かせください。
回答
現在羽田空港への着陸機は、通常東京湾の上空を通過して着陸しています。しかし、南風で悪天候等により視界が悪い時に限り、安全を確保するため誘導の電波に沿って着陸することになります。このとき、羽田空港の4本の滑走路(A~D滑走路)のうち江戸川区の方を向いているB滑走路に着陸するため、江戸川区上空を飛行する航路を使用します。
なお、上記の悪天候等の条件であっても上空飛行の時間については、原則として午前6時から午後11時までとなっています。
区では測定器を設置し、航空機騒音と上空の飛行状況の常時監視を行うとともに、国土交通省や羽田空港等の関係機関へ騒音の軽減を図るよう随時申し入れを行っています。また、騒音でお困りの区民の方からいただいているお話についても国土交通省にお伝えしています。
昭和46年3月から羽田空港への着陸機が江戸川区上空を飛行するようになり、大きな騒音問題が発生しましたが、江戸川区も区民とともに騒音対策・改善の申し入れを行いました。その結果、国土交通省(当時の運輸省)は航路の見直しを行い、騒音の改善が図られてきました。以後、江戸川区の航空機騒音に対しては国の特別な配慮がなされているところです。
しかしながら、平成22年10月の羽田空港再拡張後(4本目の滑走路完成)の平成23年度以降、江戸川区上空を飛行する航空機数が増加していることは区としても重く受け止めており、国土交通省や羽田空港等の関係機関へ騒音軽減を含めた対応を求める文書を提出するなど強く申し入れているところです。
今後も環境の悪化を防ぎ、区民の皆様への健康被害等が無いよう、関係機関への働きかけを続けてまいります。
この件に関するお問い合わせ先
環境部環境課相談係 電話:03-5662-1996
このページに関するお問い合わせ
トップページ > シティインフォメーション > 広報・広聴 > 区へのご意見・お問い合わせ > 主なご意見と回答 > くらし・手続き > 区の上空を飛ぶ飛行機の騒音について