更新日:2022年4月15日
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気配りと思いやりあふれる子どもたちが育つまち(4月15日)
今年も区内各所の桜が見事に咲き誇り、コロナ禍で沈みがちな私たちの心を晴れやかな明るい気持ちにしてくれました。 さて、桜が咲き始めた先月中旬、区内小・中学校で卒業式が行われました。この2年はコロナ禍で出席がかないませんでしたが、今年は小・中学校それぞれの卒業式に伺わせていただきました。感染防止に配慮し出席者を少なくした式でしたが、教職員や保護者が見守る中での心のこもった卒業式でした。 そんな式典のさなか、ふと目の前を見るとステージの下に小さな紙切れが落ちていました。誰かが落としたメモでしょうか。少し気にはなりましたが式は厳粛に進んでいきます。そして、卒業生退場の場面、立ちあがった卒業生の一人が誰に言われることもなく、本当にさりげなくその紙切れを拾い上げポケットにしまい、皆と一緒に退場していきました。もう戻ることがないかもしれない体育館です。 その気配りと思いやり溢れる行動に感心したのと同時に、将来を担うこのような子どもたちが学校、家庭、地域の力で、しっかりと育っていることにうれしい気持ちでいっぱいになりました。 区内で小・中学校を卒業したのは約1万600人。桜が緑葉へ移り変わる様を見ながら、新しい環境で頑張っている卒業生たちに想いをはせています。 江戸川区長 斉藤猛 |
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