感謝の想い 「オール江戸川」でのコロナ対応（3月1日）

　1月の初めには1桁だった本区の新型コロナの感染者数は、オミクロン株のまん延により瞬く間に増え、それに伴い自宅療養者は2月中旬には第5波の6倍を超える約1万2千人にまで増加しました。

　区では役割を終えた学校を保健所の分室とし、他部署からの応援も含め最大300名の体制で対応を強化。通常業務を継続しながらコロナ対応業務に当たる職員は、区民の皆さまの命と健康を守ることが使命という意識で頑張っています。

　そんな中、うれしいことがありました。一つは愛国学園と江戸川看護専門学校で看護を専攻する皆さんが、コロナ対応業務に応援の手を挙げてくれたことです。専門知識を学ぶ皆さんの参加は、私たちに勇気と力を与えてくれました。

　そしてもう一つは、小松川平井地区連合町会の皆さまからの「カイロ」1万2千個ものプレゼントです。換気のため底冷えのする教室や体育館で勤務する職員には、身体はもちろん心までも温まる、人の優しさがあふれる贈り物でした。

　コロナ禍の2年。振り返れば医療機関をはじめとするエッセンシャルワーカーの方々のご尽力や区民の皆さまのご協力、まさに「オール江戸川」で幾度もの波を乗り越えてきました。今、改めてコロナ対応に全力を傾ける決意と感謝の想いを心に刻みました。

江戸川区長　斉藤猛