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更新日:2025年1月24日

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2025年1月24日 「透明翻訳ディスプレイ」を区役所窓口に設置

会話を文字化し、より円滑な手続きを実現

聴覚に障害のある来庁者とのコミュニケーションをより円滑にしようと、区役所の福祉総合窓口に、会話を文字に変換し画面に映し出す「透明翻訳ディスプレイ」を設置しました。英語や中国語など13言語に翻訳する機能もあり、外国の方への対応も可能です。

透明翻訳ディスプレイ越しに喋る職員

区は今年度から、障害や介護保険など福祉にかかる手続きや相談をワンストップで受け付ける「福祉総合窓口」を設置しました。区民サービスの向上を目指し、電子申請など手続きのDX化も推進しています。

区役所の窓口ではこれまで、耳の聞こえにくい方や発声が難しい方などの相談には、手話通訳者やタブレット端末を使用した遠隔手話通訳サービス、筆談などで対応してきました。

今回導入した「透明翻訳ディスプレイ」は、会話の音声を文字化して透明な画面に映し出す機器。手元にあるタブレットのマイクボタンを押して話すと、マイクで拾った音声が透明の画面に吹き出しで表示され、相手の表情を見ながら自然に会話できることが特徴です。キーボードでの文字入力に対応しており、発声が難しい方も安心して利用することができます。また、英語や中国語など13言語への翻訳が可能で、日本語を母国語としない方とのコミュニケーションにも適しています。

同機器は、区役所本庁舎の福祉総合窓口の一角にあり、パーテーションで囲われているブースに設置。会話の内容などから個人情報が周囲に知られないようプライバシーに配慮しています。

福祉部の山本晃弘(やまもとあきひろ)副参事は、「障害のある方や外国人の方をはじめ、来庁される方の利便性を高める環境を整えることで、全ての区民の方にやさしい窓口の実現を図っていきます」と話しています。

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