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更新日:2023年9月15日

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2023年(令和5年)9月15日 「みんなの田んぼ」で小学生が稲刈り体験

実りの秋到来 自ら植えた稲で食育推進

区立東葛西スポーツ公園(東葛西9)の一角につくられた「みんなの田んぼ」で本日(15日)、区立南葛西第二小学校(南葛西7)の5年生73名が、地域ボランティア団体「葛西さざなみ会(会長:篠原昌芳(しのはらまさよし)/80歳)」のメンバーから指導を受けながら、稲刈り体験を行いました。

「みんなの田んぼ(220平方メートル)」は、地域住民からの「子どもたちに稲作体験の場をつくりたい」との声を受け、2003年に同園の一角に開設されました。2005年からは、近隣の小学校が地元の農業経験者の指導を受けながら、稲作体験を行うようになりました。今年度は区立南葛西小学校・第四葛西小学校・東葛西小学校・南葛西第二小学校の児童が、米づくりを行っています。今年は5月に田植えを体験し、今月収穫の時期を迎えました。

児童の米づくりをサポートするのは、「葛西さざなみ会」のメンバー。同会は、葛西地区にある小中学校のPTAやOBが集まって1991年に発足した団体で、かつて葛西地区で盛んに行われていた米づくりや海苔づくりを地域の児童に体験させたりするなど、地域の歴史や文化を伝える活動に取り組んでいます。これらの活動が高く評価され、2010年度には「地域づくり総務大臣表彰」、2014年度には同公園での緑の愛護活動において顕著な功績が称えられ「第25回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰」を受賞しました。

稲刈り本日(15日)午後1時、みんなの田んぼには区立南葛西第二小学校の5年生73名が集まりました。初めに、篠原会長が稲刈りのコツを説明。児童は、「足を開いて腰を低くする」、「体の正面で稲を刈り取る」などのアドバイスを受け、1人5株ずつの稲を慎重に刈り取っていました。刈り取った稲を干し台まで自主的に運ぶ児童の姿も見られました。

初めて稲刈りを体験した児童は、「鎌を使うのは思ったよりも難しかったですが、楽しかったです。田植えから長い時間をかけてお米ができることがわかり、農家の方はすごいと思いました」と話しました。

刈り取った稲は、同田の脇に整備された仮設の干し台で20日ほど天日干しを行い、その後脱穀・精米されます。篠原会長によると、同田で収穫されるコシヒカリは約70キログラム。精米後は12月初旬に同会が主催する「収穫祭」で振る舞われる予定です。

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