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更新日:2022年6月23日

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2022年(令和4年)6月23日 区無形民俗文化財「茅の輪くぐり」25日開催

災厄をはらう夏越大祓(なごしのおおはらい)

カヤで作った大きな輪を八の字にくぐり、災厄をはらう神事「茅の輪(ちのわ)くぐり」。北野神社(北小岩3)では、「茅の輪くぐり」の祭祀が今月25日(土曜日)に行われ、氏子や地域住民ら約30名が無病息災を願って参拝します。

北野神社は、江戸時代に北小岩にあった稲荷神社(祭神:倉稲魂命(ウカノミタマノミコト))と北野神社(祭神:菅原道真)の2社を1909年に合祀した旧伊予田村(現北小岩3・4)の鎮守。1964年には、一里塚にあった須賀神社(祭神:素戔鳴尊(スサノオノミコト))も合祀され、現在は御祭神三柱が祭られています。

茅の輪くぐり「茅の輪くぐり」は別名「夏越大祓(なごしのおおはらい)」とも言われ、毎年6月25日の例祭日に行われる夏越しの行事。素戔鳴尊(スサノオノミコト)が宿の提供を受けたお礼に宿主に渡した「茅の輪」が一家を疫病から救った逸話「蘇民将来(ソミンショウライ)伝説」に由来する神事として、かつては須賀神社の年中行事として行われていました。古くから受け継がれてきた習俗として、1981年には区無形民俗文化財にも指定。現在も氏子らによって引き継がれており、例年、祭祀後には、区内外から多くの参拝者が訪れています。

今回、北野神社で使用される「茅の輪」は、直径約2.5メートル。氏子ら約10名が本日(23日)、江戸川沿いでカヤの刈り取りを行い、少しずつ束ねながらひとつの輪に仕上げ、同日境内に設置します。家族の氏名や年齢・性別を記入した大きさ10センチほどの人形(ヒトガタ/人の形に切り抜いた紙)を持って八の字に「茅の輪」を3回くぐり、人形を納める際に受取るカヤとお札を自宅の玄関などに置くと「魔除け」になると言われています。「茅の輪」は、天候にもよりますが今月末頃まで設置される予定です。

【 茅の輪くぐり祭祀 】

日時:令和4年6月25日(土曜日)16時00分~

会場:北野神社(北小岩3丁目23番3号)

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