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更新日:2025年8月1日

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友好都市 鶴岡市のラッピングバスが運行中

友好都市の山形県鶴岡市は、首都圏におけるシティプロモーションの一環として、江戸川区を中心に都営バスのラッピング車両を運行することとしました。

第二次世界大戦中の1944年、戦火を逃れるために集団疎開が行われ、現在の鶴岡市では江戸川区から疎開した約4,200名の児童が生活しました。終戦とともに東京に戻り、成人してからも鶴岡の豊かな土地柄や温かい人々の心を忘れなかった人たちが、同市内を流れる内川に鯉や金魚を放流するなど、交流を始めました。この友情の輪を区民・市民全体に広げ、平和の尊さを語り継ごうと、1981年に江戸川区と鶴岡市は友好都市盟約を締結しました。

現在は、区内で開催される多くの催しや行事に鶴岡市民が参加し、また、区民が鶴岡市を訪問するなど、芸術・文化・産業などさまざまな分野で交流が行われています。

鶴岡市では、市内外を問わず多くの方が観光に訪れる出羽三山の一つ、羽黒山が来年、12年に一度の午年御縁年を迎えることや、クラゲ水族館として高い人気を誇る「鶴岡市立加茂水族館」が来年春にリニューアルオープンすることから、観光客の誘致に向けてシティプロモーションを強化。その一環として、今回のラッピングバスの運行を企画しました。

今回デザインされたバスは、鶴岡市立加茂水族館の「クラゲ」をベースに、乗客が乗り降りする左側面には、出羽三山の山並みや、市内の4つの温泉地、毎年8月に開催している赤川花火大会、ユネスコにも認定されている食文化など、同市の多彩な見どころが描かれています。

ラッピングバスは、8月1日より1年間、区内を中心に、観光客や通勤などで多くの方が利用する両国駅、秋葉原駅、築地駅行などを含む系統で運行される予定です。都交通局の公式サイトでは、各日のラッピングバスの運行状況を確認することができます。

同市観光物産課の伊藤弘治(いとうこうじ)課長は、「鶴岡の魅力満載のラッピングバスができました。ぜひこの“クラゲバス”を見て、鶴岡に遊びに来てください」と話しています。

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