更新日:2020年7月10日
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人との触れ合いを礎とした行政運営(7月10日)
新緑の美しい季節になりました。2カ月近くにわたる緊急事態宣言が解除され、公園や学校には少しずつ子どもたちの元気な声も戻り始めています。しかし、ウイルスの脅威が収まったわけではありません。引き続き警戒を怠らない心構えが必要です。 宣言期間中、人との接触を避け、外出を自粛し自宅にこもる生活は、人々にストレスや不安をもたらしました。そうした中、区内9カ所の「なごみの家」では、一人暮らしの熟年者や障害のある方を対象に「お困りごと調査」を行いました。 約8千人、お一人お一人に電話で何か困ったことはないか、丁寧にお話を伺いました。その結果、70%以上の方が、「困っていることはない」と回答され、このことは一安心でした。しかし、多くの方が電話口で「こうやって人と話すことができてよかった…」と。30分以上も話される方もいて、皆さん、生活の不安よりも人との触れ合いの機会が少なくなったことが、一番の気掛かりだったのです。 行政は住民の福祉向上のため、さまざまな施策に取り組みます。その礎石となるのは、言葉を交わすこと、顔を合わせること…。心と心を通じ合わせたコミュニケーションです。 災禍の中、改めて大切なことに気付かされました。 江戸川区長 斉藤猛 |
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