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更新日:2020年10月1日

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葛西沖 vol.1 熱戦が期待されるカヌー・スラロームセンター

CCBY 但し、画像データは除きます

 

 

新連載 もっと知りたい! 葛西沖の歴史と快適な暮らしのために進めてきた開発の歩みについて、全10回でお届けします。

国内初の人工スラロームコースが完成

令和元(2019)年、葛西臨海公園の隣接地に国内初の人工コースとなる「カヌー・スラロームセンター」が完成しました。このセンターでは、令和3(2021)年7月25日(日曜日)から6日間、東京2020オリンピック競技大会のカヌー・スラローム競技が開催される予定です。都心からのアクセス面など立地的評価も高いこのコースで世界中から集まった精鋭たちによる熱戦が繰り広げられることが期待されます。
オリンピック後は、カヌー競技のほかラフティングなどのさまざまな水上スポーツやレクリエーションを楽しめる一大拠点となります。葛西臨海公園、葛西海浜公園などの周辺施設とも一体となり、豊かな自然とオリンピックのレガシーが一体となった新たな魅力が江戸川区に加わるのです。

苦難を乗り越えラムサール条約湿地に登録された葛西沖

オリンピック会場の南側に位置する葛西海浜公園の干潟は、平成30(2018)年に都内で初めてラムサール条約の登録湿地となるなど、世界的に注目を集めていますが、かつて「葛西沖」と呼ばれ海の中にあったこのエリアが、今の自然と都市が調和した美しい姿に至るまでには多くの人たちが苦難を乗り越えてきた努力の歴史があります。
カヌー・スラロームセンターができた場所は、東京都下水道局が管理する下水処理場(現在、葛西水再生センター)の用地です。昭和47(1972)年からの葛西沖開発の埋め立て事業および土地区画整理事業の際、公有水面(海面)の埋め立てが行われるなどして、施行面積約380ヘクタールにも及ぶ新たな土地が生み出されました。そのうち、約36.2ヘクタールの土地が葛西水再生センターの用地となり、その中の約7.6ヘクタールがカヌー・スラロームセンターの敷地として使用されることになったのです。
葛西沖の埋め立て事業は、下水道施設をはじめとする多くの公共施設の建設を実現したばかりでなく、「カヌー・スラロームセンター」のように新しい社会資本の実現のためにも、大いなる貢献をしているのです。


カヌー・スラロームセンター

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