更新日:2024年6月21日
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蚊の発生を防ぎましょう
蚊はかゆみを起こすばかりでなく、感染症を媒介することがあります。日本でも、平成26年8月に国内でデング熱に感染した患者が約70年ぶりに報告されました。このような感染症を国内にまん延させないためにも、日ごろから家のまわりでの対策を心がけましょう。
蚊の発生防止は幼虫(ボウフラ)から!
蚊は卵を水際に産み(1回に100程度)、約3日間で幼虫(ボウフラ)になります。水中で約1~2週間生息したのち、成虫になります。(成虫の寿命は約1ヶ月)
蚊の防除は、水中に生息する蚊の幼虫(ボウフラ)の発生を防ぐことが有効です。ボウフラは水がなければ発生しません。1週間に1度は溜まった水を捨てて、ボウフラの発生を防ぎましょう。
ボウフラはこんな場所で発生します
蚊は下の写真のような小さな水たまりに卵を産み付けます。ボウフラは水がなければ生きていけません。家のまわりをチェックして対策をとりましょう。
1放置された空缶、空びん
2植木鉢の受け皿
3雨除けのシート
4雨ざらしの容器
5古タイヤ
6散水用の汲置き水
蚊の防除のポイント
- 放置された空缶、空びんなどは撤去する
- 植木鉢の受け皿の水は捨てるか、週1回は取り替える
- 雨除けのシートはたるみ、くぼみができないようにかける
- 不要な容器は撤去するか、逆さまにする
- 古タイヤは処分するか、水がたまらないように穴をあける
- 散水用にためた雨水はすぐ使うか、フタをする
- 水生植物の鉢はまめに水を入れ換える、細かい目の網をかぶせる、金魚やメダカを飼うなどの対策をとる
蚊に刺されないために
屋内での対策
- 網戸を設置し、蚊取り線香などを利用する
- ドアや窓の開閉は素早く行う
屋外での対策
- 蚊が多いところへ出かけるときは、長そで長ズボンを着用し、肌を露出しない服装を心がける
- 必要に応じて虫よけを使用する
- 蚊のすみかとなる家のまわりの雑草を刈る
(注)殺虫剤を使った駆除は一時的な効果しかありません。使いすぎは健康や環境に影響をあたえるおそれがあります。
むやみに散布することは避け、蚊が発生しにくい環境づくりを心がけましょう。
デング熱について
デング熱については、下記のリンク先を参照してください。
ジカウイルス感染症について
ジカウイルス感染症については、下記のリンク先を参照してください。